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シングルスの試合は一人で戦わないといけない。
ダブルスのように、繋いでおけばパートナーが決めてくれたり、逆にチャンス来るまでパートナーに
任せて、自分は来るべき時に動けば良いわけじゃない。
自分で守って、自分でチャンスを作って、自分で決めないといけない。
「記憶力でシングルスを制す」テニスの試合中はデータ収集に勤しむこと
だから、下手に攻めると守りが手薄になり、やられてしまう。
良い感じで攻めていても、上手くかわされてしまいやすいのが、シングルスの特徴。
だからこそ、ジワジワ攻めていかないといけないのだ。
ポジションもジワジワ追い込み、決して焦らないように
そうすることで精神的にも相手を追い込んでいきたい。
でもそうやって追い込んでいく途中でも、相手は何とかその攻撃をかわそうと色んなコースへ逃げようと配球してくる。
その逃げ道をどれだけふさぐ事が出来るか・・・が重要だね。
そのために大事なことは、相手がどういう時にどういうショットを打ってくるのか、試合しながら覚えていくこと
例えば、相手のバックハンド側にスライスでアプローチした時、その相手はどのコースに返球してくることが多いのか。
初めて対戦する相手だと分からないが、試合を進めていくと、その辺りの情報は段々集まって来る。
そういうのを覚えておくと、例え一人で戦っていて逃げ道の多いシングルスの試合でも、しっかりと相手を最後まで追い込む事が出来るのだ。
よく試合中に「今、スコアいくつでしたっけ?」 と忘れてしまう人いるでしょ?
そういう人って、大抵それまでのポイントパターンを覚えて無い人が多い。
「このゲームの最初のポイントは、相手がフォアでこう打って、その後バックであのコースに打って・・・」と覚えておける人はスコアも忘れないもんだ。
「記憶力と学習能力」
これもテニスはとても重要です。
■引用元
元プロテニスプレイヤー 高西ともからのメッセージ