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テニスラケットのメンテナンス、と聞くと、アナタは何をイメージしますか?
まずはやはり、ガットのメンテナンスでしょうか。
パフォーマンスにも大きく影響しますし、3ヶ月に1回はしっかり張り替えておくことで、同じような打感を保つことが出来る。
でもそれ以外は・・・?
ついほったらかしになりがちですが、週に1度くらいはラケット全体をしっかりキレイにメンテナンスしたい。
清潔に保っておくことで、テニスのモチベーションや意識も上がるはずです!
【保存版】知らない選手が意外と多い、「テニスラケットのメンテナンス方法」について
1.ラケットのフレーム
家にある中性洗剤、食器洗剤等を軽く薄めて、使い古したタオルに馴染ませて全体を拭いていきましょう。
ガットが張ってある状態で、なるべくガット部分は触らないように、全体を優しく拭いてあげる。
そして細かいグロメット部分、ラケットの先の部分は、こちらも使い古した歯ブラシを使って砂などを取り除く。
完了したら数時間ほど乾かして、ラケットケースに戻しましょう。
2.ガット部分
ガットには細かいボールのフェルトが付いているケースが多いので、ここでも歯ブラシが大活躍。
また食い込んで切れそうになっている部分は無いか、極端に曲がっているところは無いかを確認しておきましょう。
自分がラケットのどの箇所で普段ボールを打っているのか、もこの時間で確認できます。
ガットを見つめるときは、自分自身のテニスを見つめ直す格好の時間になるのです。
3.グリップ
オーバーグリップは適度に巻き替えましょう。
巻き替える際には、元となっている下のグリップの状態はどうかをチェック。
1.で書いたように、軽く洗剤を馴染ませたタオルで拭いておくと、カビ等も防止できてラケットを長く使うことが出来ます。
そして乾かした後に、オーバーグリップを丁寧に巻くようにしてみて下さい。
4.メンテナンス後の保管方法
ラケット全体をキレイにメンテナンスできたら、後はケースに収めるだけ・・・。
ですがここで、出来れば湿気対策も行いたい。
最近のガットはすごく良く出来ているのであまり必要無いのですが、ラケット全体をビニールで囲って空気に触れ辛くしておくことをオススメします。
ソフトケース、ラケットバッグに入れる前に、長細いビニール袋があればラケットをそれに入れて保管しましょう。
家庭用の大きめの透明のゴミ袋を、上手く切って活用しても良いですね。
とは言え、ここまでするのはナチュラルガットを張っていたり、よほど打感を気にする人だけ・・・でも良いかも知れません。
ラケットを大事に使うことは、自分のテニスを大事にすることにも繋がる。
また特に3.のグリップについては、学生の皆さんも意識して欲しい。
茶色く汚れているグリップでテニスをしていて、上手くなると思いますか?
一緒に練習したい、試合後に握手したいと思いますか?
相手がいてこその、テニス。
自分のラケットのケアは、相手に対する思いやりでもあるのです。
■試合にはやっぱり白のグリップテープ、が私は好きです