テニス ダブルス

その他

「試合前の5分間のウォーミングアップ」で確認しておくべき、相手の特徴4つ

試合前のウォーミングアップは、色々な形式がありますが主に2つ。

サーブだけ、の場合か、3~5分間の時間が設けられている場合がほとんどでしょう。

今回は、3~5分の時間を使って良い、ストロークからボレー、スマッシュまで一通りラリー出来るときに、何を確認したら良いのか。

私がいつも意識している、相手の観察ポイントをまとめてみました。

 

「試合前の5分間のウォーミングアップ」で確認しておくべき、相手の特徴4つ

 


 

1.ストロークのグリップ

まずは基本となるストローク、のグリップを観ます。

フォアハンド、バックハンドで主にスピンかスライスなのか。

スピンなら薄いグリップでフラットに近いのか、グリグリのスピン系なのか。

その打点とスウィングスピードもしっかり合っているかどうか、を観ておくと作戦の参考になる。

厚いグリップであれば、ボレーが苦手かも知れない。

バックハンドのスライスが得意そうであれば、きっと薄いグリップでサーブやスマッシュも上手そうだな・・・という感じです。

 

2.ネットプレーでのボディの捌き方

ネットプレー、ボレーの練習時間は短いですが、しっかり「ボディ」に来たショットへの反応を見ておきたい。

バックハンドで自然な感じで返球してくるようであれば、きっとネットプレーの実力者。

ぎこちなければ、そこには付け込むチャンスがあります。

時間があれば、ハイボレーやローボレーも、観ておきたいですね。

もちろんウォーミングアップですので、基本は相手の打ちやすいボールを混ぜながら、です。

時々こちらの意図するショット、をしっかり混ぜていきましょう。

 

3.前方向へのダッシュ力

脚力も試合の中で大事なポイント。

特に前方向へのダッシュ力は、サーブ&ボレーやドロップショットの処理で差が如実に現れます。

ウォーミングアップのときにチェックするのは難しい項目ですが、少し意図的に浅いボールを混ぜてみて、その反応をチェックしてみましょう。

前に強い選手は、自然に身体から反応して2バウンドさせないはず。

身体から反応出来ていないようだと・・・試合で前を使っていける、チャンスです。

 

4.サーブを打つポジション

ウォーミグアップのラスト、サーブではポジションを確認しましょう。

打ち始めるポジションが、センター寄りなのか、ワイド寄りなのか。

ワイド寄りであれば、しっかりワイドのコースを突いてくるのかどうか。

基本的には、センター寄りに立つ選手の方が強い。

センターにもワイドにも打てるコースが広い選手は、必ずセンター寄りからサーブを練習してくるはず。

しっかり実力と、打てるコースを見極めるつもりで手中して観察しましょう。

 

今回紹介したような部分は、同じようにアナタも観られている。

そう覚悟した方が良いでしょう。

ウォーミングアップですのでアナタ自身も自分のテニスを確認したいでしょうが、出来ればその確認は3割くらいの力で。

7割は対戦相手の観察に、力を注ぎましょう。

ラケットを使わないウォーミングアップは、出来るだけ完了させてからコートに入りましょうね!

ピックアップ記事

  1. 雨でコートが濡れていてもテニスがしたい!方にお勧めの「ウォーターバキューマー」
  2. 真夏のスポーツ観戦には、超軽量・小型の折り畳み傘は必需品
  3. 読者ミーティング用にプロジェクターを買ったら、コスパ最高だった
  4. 読者のみなさんへ、アンケートのお願いです
  5. 男子シングルスの試合を戦い抜くなら、大量発汗にも耐えうるタオルチョイスを

関連記事

  1. テニス 練習

    その他

    テニス部に一枚、「小さなホワイトボード」を用意して部活を始めてみよう

    部活の練習、いつもどこかモヤモヤしていたりしませんか?「アイツ…

  2. その他

    良いフォームが必要という、危険な発想

    綺麗なフォームこそ、上級者の証?いえ、それは「そういう人もいる…

  3. その他

    企画を進められる人、進められない人

    突然ですが、この違いってみなさん何だと思いますか?人それぞれ…

  4. テニス ボレー

    その他

    大会のエントリー費が高いか安いかは、アナタ次第

    テニスの試合の、エントリー費。これって、みなさんどう感じますか…

  5. テニス ストローク

    その他

    アナタのテニスは、「たくさんの人に支えられている」ということだけは、覚えておいて下さい

    皆さん、毎日テニス、頑張れていますか?週一回、月一回、または年…

  6. テニス ダブルス

    その他

    「試合から経験して、必要性を感じる」から上達が早くなる

    テニスの試合に出る、ということ。仲間内ではなく外部の試合、とな…

特集記事

  1. サーブ

    サーブを今すぐ力強く、安定させるには…?
  2. テニス 守備

    ストローク

    ボレーヤーに対してストロークが浮いてしまうのは、「アナタのストロークの回転量」が…
  3. テニス メンタル

    戦術

    テニスが上手くなるのに、センスは要らない
  4. テニス ボレー

    戦術

    ラリーの中で、ボールを凝視してはいけない
  5. テニス ボレー

    スマッシュ

    試合の中でロブが上手い選手は、抜こうとはせず「どこでスマッシュを打たせるのか?」…
PAGE TOP