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「サーブ練習だけ、どうやって良いのか分からないんです・・・」というご質問、たくさん頂きました。
確かに、私も高校時代はただ、サーブを個人で打っているだけな状態。
結局得意なショット、にまでサーブをもっていくことは出来ませんでした。
今思い出すと、もっと色々と工夫出来たかなたと思います。
私なりに、学生や一般のサークルの皆さんの中で活用出来そうなコツ、考えてみました。
「サーブ練習を工夫したい!」なら、より実践的に且つ自信に変えていく練習にしていきませんか?
1.みんなでボール籠が無くなるまで打って、それで終了?
日本のテニスチーム、選手は、サーブの練習時間が短い、とよく言われるそうです。
私自身、選手時代はサーブ練習には無頓着でした。
ただ、カゴに入ったボールを、4箇所から打って終わり・・・。
入っても入らなくても良い、という状況では、試合とあまりにかけ離れている。
練習とは、何かを試して変えていく、試行錯誤の場にしないといけません。
2.練習とは、何かを「変えていく」のも大事な要素
まず、1面で4箇所から打つサーブ練習は止めて、2箇所にする。
そしてリターン役の選手に、ラケットではなくペンとノートを持たせて、記録係をやってもらいましょう。
実際に練習するAという選手は、ファーストサーブとセカンドサーブを交互に打って、それを入ったかどうか記録してもらう。
そして大事なのは、リターン側の選手が主観で良いので、「5段階」でサーブを評価していくこと。
つまり一回一回に、簡単に点数を付けていくことです。
自分ではなく、他人に評価してもらう、というのがポイントですね。
3.5段階でサーブを評価して、フィードバックをもらう
ざっくり、リターン側の選手の所感で良いのですが、5段階はこんな感じです。
5:エース級
4:エースにならないまでも、ポイントを優位に進められる
3:どちらにも優位でない状態からスタート
2:リターン側の優位でスタート
1:リターンエースになる可能性が高い
名前に数値を書いていけば、その日の自分のサーブが分かる。
また、動画撮影と組み合わせれば、何球目のサーブが何点、で記録されたのかも分かります。
いかに4、悪くても3、くらいのサーブをセカンドサーブでもキープしたい。
「また記録系の紹介か・・・面倒なんだよ・・・」と、こういった記事を書くと毎回メッセージで頂きます。
最初は楽じゃありません、理解出来ます。
ですが、やってみると意外と楽なんです。
何せ、必要なのはノートとペンだけ、ですから。
たくさんサイトを観て頂くのは嬉しいのですが、実際に実践して頂いている人は1%にも満たないでしょう。
だからこそ・・・チャンスだと思いませんか?