テニス ラケット

ストローク

ストロークでしっかり伸びを出したいなら、「自分が打つときにラケットのしなり」を感じれるようになろう

まず、最初に結論から書いてみたいと思います。

「鈍感」な人は、テニスの上達は難しい。

毎回自分が打っているときにラケット、ガットが、どんな感じで変化しているのかを感じて欲しい。

これは考えるより、感じることが大事な部分なのです。

 

ストロークでしっかり伸びを出したいなら、「自分が打つときにラケットのしなり」を感じれるようになろう

 


 

■ラケットとボールが接している時間は、平均約0.004秒

約0.004秒間、ボールがラケットに喰い付くように接している。

ガットは大きくゆがみ、ラケットはスロートから先がしなっている。

この感覚、アナタ自身にあるでしょうか?

「全く無い・・・」という人は、きっと「考えたことが無い」だけ。

鈍感な人は、絶対にテニスがある一定以上は上達しません。

 

■しなりを意識すれば、ボールは自然に伸びてくれる

ラケットがしなる、という感覚が身に付くと何が良いのか?

それは、必要以上に腕に力を入れなくても良い、という感覚になるから。

むしろ脱力してしっかり「ムチ」のようにラケットを使うことで、その性能は活かされます。

普段の練習から、ボールを打つたびにしなっては戻る、ラケットの動きを感じてみましょう。

きっと試合の中で使えるボールの伸び、が身に付くはずです。

 

■ラケットのしなりを活かそうと思えば、打点は「前」になる

ラケットがしなって戻る力を最大限に活かそうと思えば、その打点は前に欲しい。

自分の前の打点で打てると、「しなり戻し」でストロークをコントロール出来る。

力を入れて腕を振り回すのではなく、あくまで相手の力とラケットのパワーを使うことでボールを効率良く飛ばす。

テニスの試合が強い人って、楽そうに打ってるじゃないですか。

これって、しっかりとラケットのしなりを感じながら、「ラケットに活躍してもらおう」という小さい意識があるのです。

 

もっとラケットやガット、とボールが接している瞬間に敏感になりましょう。

コツは、まずゆっくりラケットを振るストローク、から感じてみる。

0.004秒を0.006秒くらいにしてみると、きっと違いが感じれるはずです。

普段の練習の何気ない瞬間にこそ、テニスの上達の大事なヒントが隠れているのです。

ピックアップ記事

  1. テニスのコーチ、指導者の方にオススメしたい、「ボトムアップ理論」の名著
  2. プロテニス選手を目指したいなら、英語は必須!実用的なテキスト5つ
  3. テニスのルールの基本を学びたい人にお勧めの書籍「テニスのルール 審判の基本」
  4. ストローク練習機「ピコチーノ」は、素振りの質を高めてくれるはず
  5. 水で濡らして絞って振れば、何度でも冷たくなるタオルが使える

関連記事

  1. テニス ストローク

    ストローク

    逆クロスのフォアハンドストロークは、空間を作る意識で回り込もう!

    フォアハンドの逆クロスを武器にしたい皆さん、にオススメしたいポイント。…

  2. テニス ストローク

    ストローク

    ストロークに力強い伸びが欲しい人は、アレを止めてみよう

    自分のストロークに、「力強い伸び」が足りないと感じている人。た…

  3. ストローク

    「ハードコートでのストローク戦がきつい!」ヘビーなトップスピンストローカーへの対策4つ

    錦織選手のストロークの魅力の一つは、バウンド後も勢いを失わないストロー…

  4. テニス ストローク

    ストローク

    高い打点のフォアハンドストロークこそ、サイドスピンをかけて相手をコートから追い出そう

    昨日はデビスカップ、観戦に行ってまいりました。改めてフランスチ…

  5. テニス コート

    ストローク

    自分のコートが後ろにどれくらい下がれるか、はしっかり確認

    シングルスでもダブルスでも、高い軌道のストロークのつなぎ合いはよくある…

  6. テニス ミス

    ストローク

    グリグリなストロークのボールに圧力を感じるのは、備えが無いから

    社会人からテニスを始めた方で、試合に出て壁となってくるのがストロークの…

特集記事

  1. テニス メンタル

    テニススクール

    千回のアドバイスより、一回の本気の失敗の方が身になる
  2. テニス ストローク

    戦術

    ボールを諦めるのが早い選手は、相手を乗せやすい最高の鴨になる
  3. リターン

    テニスの試合、初心者の方でも「相手サーブの傾向を読む」ことが出来れば試合に勝てる…
  4. テニス メンタル

    メンタル

    ストレスやプレッシャーは、アナタの味方です
  5. 練習メニュー

    練習で上手くなる、という発想は危険
PAGE TOP