テニス ミス

フットワーク

「身長が低いから、自分はテニスに向いていない・・・」と落ち込んでいるアナタは、もったいない!

スポーツは身長が高いほど有利?

確かに、顕著に体格差が実力差につながりやすい種目もあるでしょう。

でも、テニスはちょっと違う。

身長が高ければ良いプレイヤーとは限らない。

むしろ身長が低い選手の方が、たくさん活躍出来る要素が詰まっているのがテニスです。

 

「身長が低いから、自分はテニスに向いていない・・・」と落ち込んでいるアナタは、もったいない!

 


 

■名ダブルスプレイヤーは、身長が低い選手が多い

特にダブルスでは、日本の女子選手も皆身長が低い中で活躍している。

身長が低ければ、サーブやスマッシュが弱いのでは・・・と思うかも知れませんが、それを補うフットワークがあればOK。

テニスはサーブ以外、コートの中のどこでどんなタイミングで打っても良いのです。

そういう意味では、フットワークや予測力、観察力がモノを言うスポーツ。

身長が低い選手が、逆に強みを発揮出来るのです。

 

■コンパクトなフォームを身に付ければ、負けにくい選手になれる

身長が低い選手は、手足のリーチも短い。

当然打球により近づかないと、しっかり打てないのは事実でしょう。

ですが、これは一見不利なようで武器になる。

コンパクトなフォームをしっかり身に付ければ、フットワークも活きるし安定感が増す。

負けにくい、非常にしぶとい選手になれる。

私の経験上、身長が低い選手の方が戦略的に戦うことが出来て強い。

体格に恵まれた選手は、無理しようとしてミスばかりで結局試合で勝てません。

 

■狙われる高い打点は、前に踏み込んでいこう!

ですがどうしても、試合で狙われるのは高い打点。

特にバックハンドの高い打点で打たされる機会が多くなると、苦しくなる。

この問題を解消するには、やはり前に踏み込んで打つショット、ライジング系の技術を磨くしかない。

あとは、山なりの軌道で攻撃させないためにも、ネットに出る動きも必要です。

苦手な打点で打つ機会を減らすには、アナタ自身が何かを変えていかないといけないことを自覚しましょう。

 

錦織選手も、実際にプロツアーの中では身長は低い。

それをポジショニングや戦略、積極的な展開力で強みに変えていますよね。

身長が低いことを、不利だと思うことを卒業しましょう。

きっと新しいテニス、見えてくると思います。

安定感を武器にしたテニスに変えていくには、良いチャンスかも知れません。

ピックアップ記事

  1. 男子シングルスの試合を戦い抜くなら、大量発汗にも耐えうるタオルチョイスを
  2. 準備しておいて絶対に損は無い、試合会場でのトイレ事情について
  3. 【ご協力をお願いします!】テニス動画・プロ選手に関するアンケート
  4. 一人でも出来る、テニス選手に必要なトレーニングで鍛えよう!
  5. テニスの試合に持参するジャグボトルは、「サーモス スポーツジャグ 1.9L」くら…

関連記事

  1. フットワーク

    コートをリカバリー出来るフットワーク、秘密は膝とつま先の向きに有り

    素早くコートを動いて、しっかり止まって打つこと。これが、なかな…

  2. フットワーク

    「パワーとスピードを生み出す関節の使い分け」身体を理解してテニスの動きを身に付けよう

    人間って動物はすごい。器用に色んな動きが出来てしまうでしょ?…

  3. テニス ストローク

    フットワーク

    ネットにスムーズに出るには、〇〇を意識すれば完璧

    前に出たいけど、なかなかフットワークが上手くいかない。どうして…

  4. フットワーク

    テニス選手ならしっかり身に付けたい、「スプリットステップ」の基本から応用まで厳選記事7つ

    テニスはフットワークが大事。その基本となるのは、動き出しを早く…

  5. テニス ボレー

    フットワーク

    テニスでは力を入れるポイントを絞っておかないと、体力はいくらあっても足りない

    リラックス、リラックス・・・と試合中に考えても、その時点で恐らくガチガ…

  6. フットワーク

    「いつの間にか右足ばかり」テニスのフットワークは無意識でいると修正できなくなります

    右足と左足、俺の体が率先して体重を乗せたがるのは、右足である。…

特集記事

  1. メンタル

    強い相手には腹が立つ、の先へ行こう
  2. メンタル

    「緩く募集」しても、集まらないし残らない
  3. テニス 評価

    戦術

    どうやって勝ったのか、よりも、どうやって負けたかの方が大事
  4. テニス 序盤

    戦術

    暑い中での試合を勝ち切る、試合の現場で体力消耗を抑えるコツ4つ
  5. テニス メンタル

    戦術

    「ミスしようがナイスショットだろうが、次、次」と無表情が基本
PAGE TOP