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年末年始、皆さんはどんな過ごし方をされますか?
しっかり時間が取れるこの時期には、撮り貯めたテニスの動画やテニスノートを見返して自分を振り返る最適な時期。
同時にお勧めなのは、色々な本や映画の作品に触れること。
特に「勝負事」を題材にした作品からは、テニスのメンタル強化に繋がる良い要素がたくさん含まれています。
「勝負事に勝つイメージを付けたい!」人に超絶オススメなのドラマ作品とは?
■ドラマや映画は成功体験のイメージ作りに
イメージトレーニングは、テニスの練習の中でも最も重要な部類に入ります。
それでも、なかなか何をして良いのか分からない・・・という人も多いと思いますので、今回は私が過去に見てきた作品の一部をご紹介したいと思います。
強い言葉、何かに立ち向かっていく精神力は、きっとアナタ自身の良い糧になるはずです。
1.ルーズヴェルトゲーム
『ルーズヴェルト・ゲーム』は、池井戸潤の小説で、昨年にドラマ化もされて話題になりました。
逆転につぐ逆転が、企業とその野球チームを動かしていく。
テニスにおいてもそうですが、逆転には用意周到な準備が必要。
準備がしっかり出来て且つ、その瞬間に全力を尽くしている選手とチームに、逆転という奇跡は起きる。
その精神を学ぶには、最適の作品です。
また企業のスポーツチームの存在意義についても考えさせられる作品ですので、ぜひ社会人として選手を継続したい、会社にテニス部を作りたいと考えている人には、見て頂きたい作品でもあります。
2.ワイルドソウル
舞台はブラジル。
日本から多くの人々が夢と希望を抱き、地球の裏側へと移民していった歴史を元にした小説です。
ノンフィクションさながらの圧巻の世界観、そしてその舞台で力強く生き続ける人々からは、まさに「戦う姿勢」そのものを教えてくれます。
生きようとする意志は、何よりも強くたくましい。
テニスの試合も、大事な試合では本当に生きるか死ぬかの戦いなのです。
これぞ、小説!と呼ぶにふさわしい壮大な内容で描かれた作品、ぜひ一度読んでみて下さい。
3.スラムダンク勝利学
最後は、アニメの名作の著書から一つの書籍をご紹介。
スラムダンクはご存知の通りよく知られたスポーツ漫画の名作ですが、実際に彼ら湘北のチームがどう勝利までのプロセスを歩んできたのかが詳細に解説されています。
そして何より、そのプロセスは誰でも実践できるという点にも注目。
勝利の為の準備と試合におけるメンタルコントロールを、具体的かつ漫画のシーンを用いて非常に細かく解説してくれています。
この本を読んで、テニスにどう活かせるのか。
ぜひアナタ自身、考えてみて欲しい1冊です。
アナタのテニスを飛躍させるヒントは、きっとアナタの身近にある。
作品から何を感じ、何をテニスに活かしていくかは全て想像力次第。
何事にも興味を持って、何か自分のテニスに活かせないかと考えて模索してみる。
きっとその行動の一つ一つが、アナタを試合での勝利に導いてくれるはずです。