テニス ミス

メンタル

「色々と想像して、ネガティブになってしまう人」は、自分が思っているほど失敗はダメージが無いことを知って欲しい

テニスの試合は、お互いのチャレンジの場。

もちろん確実性重視、で基本は進めていきますが、どうしてもギャンブル的な動きや作戦が必要なときはあります。

試合だけじゃない、普段の練習もそうです。

何事も、新しいことを試すときには失敗も付きモノ。

ネガティブなイメージが先行してしまう人は、「失敗」に対する発想を変えてみることをお勧めします。

 

「色々と想像して、ネガティブになってしまう人」は、自分が思っているほど失敗はダメージが無いことを知って欲しい

 


 

■所詮全ては、「小さいこと」だということ

成功も失敗も、小さいことの積み重ねです。

アナタが思っているような「失敗」って、実は周りからすると大したことじゃない・・・ということ、よくあります。

私自身、そうでした。

学校にテニスコートが無かったので、仕組みを変えたり公営のコートの交渉をしたり、悩みながらやったことばかりです。

「これを変えたら、みんなに何を言われるかな・・・」と考えて悩んで、悶々とした日々を過ごしたこともありました。

ですが、やってみると「それで良いじゃん」で終わり。

違うと思ったら、戻せば良いだけのことですからね。

 

■この半年で、テニスの中で「大きく変えた何か」はありますか?

アナタの中で、この半年のテニスはどうでしょうか?

何かを大胆に、大きく変えたことはありますか?

「全く無い・・・」という人は、もったいない。

なぜなら、新しく試すことが見事にはまってくれる、劇的にテニスを強くしてくれるかも知れないのですから。

バックハンドを片手、両手で変えるのも良いし、プレーするポジションを変えてみるのも良い、リターンはパターンを増やせますよね。

自分で考えて、何か新しいことにチャレンジする姿勢はテニスの上達で絶対に必要です。

 

■何度も言いますが、「ダメなら戻せば良い」だけです

やってみて違う、と思ったら戻せば良い。

でもそれって、「やらなかったのと、同じじゃないの・・・?」と言う声が、聞こえてきそうですね。

ハッキリ言って、全然違います!

例えばバックハンドで両手、片手の両方をトライした人は、その長所と短所を身体で覚えている。

覚えているから、対戦相手で相対したときに、苦手なことがイメージしやすいから攻撃が上手い。

チャレンジの幅が少ない人は、相手のプレーを観ても自分が体験したことが少ないので、イメージが沸き辛いんですよね。

これって、テニスの試合では致命的に損している、勝てない状態になっているということです。

 

慎重になる、というのはとても大事なこと。

テニスというスポーツでも、活かせる部分は大きくあると思います。

ですが特に10代、20代の皆さんは、どんどん新しいテニスや環境にチャレンジして欲しい。

失敗、なんて自分でどう思うか、ですから。

周りが失敗と言っても、アナタ自身がそう思わなければネガティブになる必要も無い。

ぜひ、少しずつ自分のテニスも変えていってみて下さい。

新しいテニスでアナタが変わる可能性、無限にあるのですから。

ピックアップ記事

  1. テニスのニューボールの状態を維持出来る、「ボールキーパー」って?
  2. KT TAPE(ケーティーテープ) を使って、テニスの試合で酷使する「膝関節」を…
  3. 【初開催】5/29(水)~30(木) T-PRESS プレミアムキャンプ in千…
  4. これからの暑い時期にあると便利な、「高速製氷機」とは?
  5. ヨネックスの新作ラケット、Vコアのハイスピンテクノロジーによる超高弾道は本物だっ…

関連記事

  1. メンタル

    セルフジャッジは、自分に厳しく相手に優しく

    最後に、テニスの試合で勝てる人。私はたくさんの試合で審判やレ…

  2. テニス 客観視

    メンタル

    テニスの試合会場にいる「自分のテニスをひけらかしたい人」に、絶対負けてはいけません

    本人はいたって無意識でも、テニスの試合会場には「とにかく俺のテニスを見…

  3. テニス ストローク

    メンタル

    試合の終盤「ここぞ!」という場面では、失点を恐れてはいけない

    勝負強い人って、みなさんの周りでもいませんか?私自身、そうあり…

  4. テニス メンタル

    メンタル

    メンタルに原因を求める人こそ、メンタルが弱い人

    「自分はメンタルが弱い・・・」という悩みの声、よく相談で頂きます。…

  5. テニス メンタル
  6. テニス メンタル

    メンタル

    「いつでもピンチは、チャンスに変わる」テニスは不思議とそんなスポーツです

    テニスというスポーツは怖い。リードしていても、一瞬の隙が逆転の…

特集記事

  1. テニス ストローク

    練習メニュー

    コートを縦1/3で区切ってのラリーは、「縦の勝負」を挑んでいこう
  2. テニス ストローク

    ストローク

    「厳しいドロップショットは、取れなくても追うこと」で相手にプレッシャーをかけるこ…
  3. テニス ストローク

    ストローク

    テニスの試合で本当に効果的な、「凄いショットは凄いバウンド」という事実について
  4. テニス メンタル

    日々の雑記

    オリンピックだけじゃない、週末のテニスコートにだって魔物は潜んでいる
  5. テニス センス

    ダブルス

    ダブルスパートナーが自分より上なら、いかに使うかを考えて試合をすること
PAGE TOP