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夏休み・・・私の記憶はテニスよりも受験勉強。
高校3年生の夏、テニス部を引退してからというもの、とにかく勉強・・・しないといけない、という焦りばかり。
実際ほとんど勉強らしい勉強はして来なかったんですが、実はテニスと継続しながら「あること」だけは継続していました。
それが結果的に、実は良い受験勉強になっていたように思います。
「テニス部で部活をやってると、受験勉強できない?」実はこの2つ、似ているから両立出来るんですよ
■「テニス」と「勉強」って、実は似ている!
私はすごく、似ていると思います。
なぜなら、そこに「相手」がいるから。
テニスならネットを挟んだ向こうに対戦相手、勉強であればテストを作る「先生」がいます。
相手のことを考える癖が付いていると、実はテストは何とかなる。
特に定期テストなんて出題範囲が限られているし、先生も知っているからなおやりやすい。
ですので受験勉強は大してやっていませんでしたが、定期テストだけは範囲を絞って勉強してそこそこの点数を稼いでいた。
不思議なもので、そのベースがあると受験勉強にも活きてくるんですよね。
■受験勉強にも「想像力」が必要な時代
一昔前であれば、受験勉強って詰め込み形式、でも対応出来ました。
とにかく知識量、勉強量で勝負。
ですが今はちょっと違いますよね。
小論文にAO入試、大学独自の方法で受験生の個性を引き出すような試験も多い。
つまりは、「情報を集める力」と「相手=大学がどんなことを求めているか、想像する力」が大事になってきています。
これってすごく、テニスの上達にも必要な力だと思いませんか?
■部活を頑張ることが、受験勉強にもきっとつながる
多くご相談頂く機会がありますが、私はきつくても受験勉強と部活は、両立出来ると思っています。
しっかり自分の中でやり方を確立出来れば、それは受験が終わってもきっとアナタの財産として糧になる。
どちらかを諦めるのは、簡単かも知れません。
ですが高校時代って、二度と来ないんですよね・・・今やっているドラマのセリフみたいですが。
自分の限界を勝手に作るなんて、もったいないですよ。
部活だってテニスをコートでやる、だけじゃないはず。
しっかりトレーニングを考えたり、他の学校とつながりを作ったり、本を読んでルールを勉強したり、テニスノートを作ったり・・・。
こういう習慣って、すごく学習力が付くし情報ネットワークが出来る。
視野を広く、ぜひ「部活」について幅を広げて考えてみて下さい。
まぁ、実際はキツイことだらけだと思います。
ヘトヘトになって帰ってきて、さぁ勉強!という感じにはならないですよね。
ですが、いずれにせよ引退後は受験勉強に専念する・・・のであれば、まず目の前の部活、定期テスト、には全力で頑張ってみる。
その馬力があれば、きっと第一志望も見えてくるでしょう。
楽観論かも知れませんが、このサイトを観て頂いている皆さんならきっと、成し遂げられるはずです!