テニス 戦術

メンタル

テニスの試合、「3セットマッチで、競ったファーストセットを取った後」には、セカンド序盤でトドメを!

目次

3セットマッチの長い試合、できればセカンドセットで勝って終わりたい・・・。

トーナメントの序盤は特に、そう考えている方多いですよね。

今回はプロの試合でもよく観られる、競ったファーストセット後の「セカンドセットの序盤の戦い方」に着目してみましょう!

 

テニスの試合、「3セットマッチで、競ったファーストセットを取った後」には、セカンド序盤でトドメを!

 


 

■相手の「メンタルの落ち込み」を見逃さない

誰でも、あと一歩で届かなかったモノには執着するもの。

テニスの試合も同じです。

0-6だろうが6-7だろうが、残酷ですが落としたセットは同じ。

この落ち込み具合を、しっかり切り替えれる人はなかなか少ない。

だからこそ、引きずっているセカンドセットの序盤にチャージしていくことが、テニスの3セットマッチの試合では有効です。

 

■相手に復活する間を与えないパワフルな入りをしたい

セカンドセットの序盤で決着を付けないと、相手が復活してくる可能性があります。

「セカンドを獲れば、ファイナルは流れでいける!」と思わせない為に、早めのブレークが欲しいところ。

作戦として、セカンドセットの序盤で見せていなかった奇襲を入れる、相手に新しい手数を見せることができると、よりプレッシャーをかけることができます。

何となくファーストを取って安心して、フワッと入る人が多いので注意が必要です。

 

■休みたければポイント間で、セカンドセット序盤は集中力を保つ

それでも体力・集中力全開でファーストを取ったのに、セカンドは集中力が続かない・・・。

そんな人は、とにかくポイント間に一呼吸して休むようにして、ラリー中はしっかり集中して前半にハッスルすること。

相手は安心した、疲れたアナタの隙を狙っているのです。

セカンドの序盤で、できればプレーのピークを持ってこれるようにできると、試合巧者としてトーナメントを勝ち抜けます。

ゲームプランをしっかり立てましょう。

想定ですので、試合中に色々変えてOK。

3セットマッチは、しっかり準備しないと浮き沈みの激しい、安定しないテニスになってしまいます。

セカンドセットの序盤は、試合の大きな山場。

ここでどういうプレーができるか、が実力を如実に現します。

アナタの試合は、どうですか?

ピックアップ記事

  1. 「HEADのボールって、実際どうなの?」の質問にお答えします
  2. 11/22(金) 高西コーチ 女子ダブルス レッスン&ゲーム会 in 世…
  3. テニス選手の熱中症・痙攣対策に、ミニクーラーボックスは必需品!
  4. 12/24(火) 涌井コーチ 女子シングルス レッスン&ゲーム会 in …
  5. テニスの試合に勝てるようになる為に、読むべき名著10選

関連記事

  1. メンタル

    試合で自分を出していくのに、必要なのは勇気じゃない

    試合でなかなか、結果が出ない。自分らしいプレーも出来ないで、モ…

  2. テニス メンタル

    メンタル

    「日記ってスゴイ」テニスの試合で強くなるには、自分を見つめ直し続けること

    家を離れた時に、日記を付けるようにしている。と言っても、こうい…

  3. テニス 雨

    メンタル

    試合では「自分でコントロール、制御出来るもの」に集中しよう

    試合の中で、劣勢の場面。こういう時に、何を考えると試合の流れが…

  4. メンタル

    相手の前衛にビビらない、そんな自分イメージ出来る?

    いや、これですね…大事です。私は最近、すごく自分で自分が嫌に…

  5. メンタル

    「宇宙人から見たら、僕らだって宇宙人だということ」は、テニスにだって言える

    いつの時代も、子供の視点ってすごい。すごいというか、的を得てい…

  6. テニス メンタル

    メンタル

    将来大成するテニス選手は、「調子が悪くても、調子が悪いという言葉は口にしない」強さがある

    選手の口から出る言葉は、全てに魂が宿っている。有言実行、という…

特集記事

  1. ダブルス

    「ナイスプレッシャー!」の一声で、前衛は救われる
  2. テニス ラケットバッグ

    テニス知識

    会社にも持っていける、社会人にオススメのラケットバッグ
  3. テニス トレーニング

    日々の雑記

    小さな積み重ねを、必ず陰から見ている人はいる
  4. テニス メンタル

    メンタル

    闘志を見せない相手には、必ず奥底に隠している強さがある
  5. テニス メンタル

    メンタル

    テニスの試合中に「負けても良い理由」を考え出すから、思考が現実になる
PAGE TOP