テニスを始める前は、バレーボール少年でした。
小学校の6時間目が終わると、学校の体育館で毎日3時間。
もう、今思い出しても吐き気がするくらい、いわゆる「スポーツ少年団」的なチームで毎日練習。
私自身、両親が共働きでしたので、家に帰っても暇を持て余すだけでしたので、それはそれで良い経験でした。
ですので、私からすると学校の体育館は「試練の場所」。
とにかく、水も飲んではいけないと指導された時代、真夏の蒸し風呂のようなバレーボールコートは地獄そのものでした・・・。
だからか、体育館って私の中では「トレーニング室」みたいなもの。
そこでやる部活も、そこまで「観戦される」ような競技じゃないのかも、と思ってました。
やはりサッカーや野球、テニスのように観客がいる競技って外でやるもの!という先入観がどこかにあったんだと思います。
でも・・・、今は違います。
昨年はBリーグの観戦に行き、昨日はTリーグが開幕。
体育館のイメージとはかけ離れた、「アリーナスポーツ」の発展が目覚ましいですよね。
フェンシングのような種目ですら、観客に楽しんでもらうような工夫をアリーナ文化でスタートさせている。
その現実を目の当たりにしたときに、「じゃあテニスは?」と自分に問いかけてみる。
考えてみれば日本リーグは体育館で試合をしていますが、観客は社員と身内くらいのもの。
他の競技がこれだけ頑張っているのに、何だか悔しい気持ちでいっぱいになります。
オリンピックを契機に、有明も変わる、テニスもまた新しい時代になる!
と思った矢先に、工事中断のニュースも飛び込んで来ました。
私は今すごく、嫌な予感がしています。
今年、話題を席捲した各スポーツ界、協会の一連のニュース。
最後は、テニス協会が大トリなんじゃないか、と。
でもニュースにならないまでも、今の状況は、かなりまずいし悔しい。
そう感じているのは、私だけじゃないはず。
ユーザーやテニス愛好家の皆さんの方が、熱心だし先に進んでいる。
だからこそ、私たちはどんどん、先に走り抜けましょう。
そしてもっともっと、新しい価値をテニスで創造していきましょう。
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