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行動に昇華しないのであれば、それは刺激とは言えない

目次

テニス選手として、成長していく為に必要な要素。

それって、私は「行動力」だと思います。

自分で何かに、飛び込んでみる。

やってみる、ダメなら変えてみる・・・というのが、静かに淡々と出来るかどうか。

今回は、私が日々感じていること、について書いてみたいと思います。

 

行動に昇華しないのであれば、それは刺激とは言えない

 


 

1.表面的なリアクション、では意味が無い

みなさんも、SNS上でこんな投稿見かけませんか?

「今日は刺激もらいました!」

「感動しました!自分も頑張ります!」

みたいな投稿。

別に悪いとは言いませんが、こういう投稿をしている人の9割は、特に何か行動を興す訳ではない。

また今日と同じような明日が来て、ずっと変わらないで時間だけが過ぎていく。

もちろん、本当に刺激をもらって変わる人もたくさんいます。

でも、安易に周りに「刺激もらいました!」と言える時って、本当はどうなの?と思います。

だって、刺激ってそういうもんじゃない気がします、私は。

 

2.思いっきり頭を殴られて、意識不明になる感じ

私も、何度か本当に刺激をもらったこと、はあります。

もらったというより、喰らったという感じです。

高校時代には県内No.1の選手がいて、その子が隣の県のベスト8くらいの選手にボコボコにされていたのを目の当たりにした時。

大学時代は、審判をしていて自分の英語力の無さで多くの人に迷惑をかけてしまった時。

こういう時にもらった刺激って、「もらいました!」とか言えないんですよね。

もう、意識不明でしばらく立ち上がれない、それくらい深く落ちる感じになってました。

でも、その方が良かった。

翌日から、私自身行動が変わりましたから。

自分の行動を変えないと、興さないと、また同じ結果になりますから。

刺激をもらうって、こういうことじゃないかなと。

私自身は考えています。

 

3.行動が変わらないなら、それは刺激とは言えない

どんなセミナーに出ても、優秀なコーチに教わっても、同じです。

その後の行動が変わらないのであれば、それは刺激をもらったとは言えない。

自分の中で、以前の自分が「恥ずかしい」と思えるくらいじゃないと、ダメなんです。

そういう経験が出来てこそ、テニス選手として大きく成長出来る。

言い方を変えれば、誰かに迷惑をかけたり、傷つけるくらいじゃないと、人は変わらない。

「良いアドバイスや考え方」は、それだけでは刺激には成り得ない。

と、T-PRESSを更新して改めて考えるようになりました。

 

4.だからこそ、厳しい話を

ですから、気を遣ったような話、アドバイスは、逆に残酷だと私は考えています。

テニスの面白い部分、良いところ、ばっかり話していても刺激にはならない。

時に厳しく、本質を突くような話を、もっともっと書いていかないといけないなと。

私自身、厳しい話を書くのはちょっと気が引ける部分がありますが、これからもしっかり書いていかないと、と。

そうしないと、T-PRESSはみなさんの刺激に成り得ないですから。

行動を変える、明日からのテニスを変えてもらうには、何が必要なのか。

私自身、もっともっと成長しながら、考えながらこのT-PRESSを続けていきたいと思います。

 

平穏な毎日、それも良い。

でも、テニスを通じて深く傷ついたり、感動したり、感謝したり。

こういう人生も、私は悪くないと思うんですよね。

プロ選手やコーチのように、私たちは毎日コートに立つ訳でも無いし、それで生活している訳じゃない。

でもだからこそ、「刺激」は貪欲に求めていかないと。

行動が変わるような、ガツンと来る刺激。

最近、みなさんは経験出来ましたか?

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