メンタル

即効!試合前に5分で出来る、メンタル整理術

試合前に、毎回私がやっていること。

今回は、すごくシンプルですが、効果のあるメンタル術をみなさんにご紹介します。

既に近いことを実施している方も、これから試合に出ていくみなさんも、スタートダッシュの助けになればと!

準備で試合は変わる、絶対に変わります。

 

即効!試合前に5分で出来る、メンタル整理術

 


 

1.やってきたこと、を確認する

「自信を持って!」と言われても、それは無理です。

だって、根拠がないじゃないですか。

ですので、私はいつも試合前に、テニスノートを少しだけ読み返します。

自分がやってきたこと、を確認するだけですね。

出来ないこと、課題のところにはあまり目を通さない。

とにかく、自分がどれだけ練習してきたのか、考えてきたのか、だけを見直しておく。

そうすると、自然と心は落ち着いていきます。

やってきた事実、は自分にしか分からないし、裏切らないですからね。

 

2.ペースを遅くする作戦、を準備する

試合の序盤は、ゆったりと入る。

とにかく、速いボールは打たれても、自分からは打たない。

ですので、軌道を高く、バックハンドはスライスも使いながら相手とラリーする準備をします。

試合前の素振りでも、直線的なナイスショットではなくロブや軌道の高いショット、のイメージ。

まずは相手に、「私は簡単にミスはしません」のメッセージを伝えること、を優先する。

この意識で準備出来れば、メンタル的にも安定する。

大崩れすること、は無いでしょう。

 

3.どこかでネットプレーを入れていく、のを確認する

最初のゲームで、ネットプレーを入れる。

これは、必ず決めて試合に入ります。

メンタル的にも、決まったことを進めるだけの状態にしておけば楽ですからね。

精神的にも、「いつも通りで良いか」という感じ、に自分をもっていく。

試合の序盤でネットプレーに出る、なかなか決めてないと難しいですからね。

この準備が出来ていれば、コート上で考え過ぎないで済みますから楽です。

 

4.「何をすれば、楽しめるのか?」を、問いかける

テニスの試合、やっぱり楽しんだもの勝ちです。

でも、試合ですから、なかなかそうはいかない。

もっと冷静に、自分という人間は「何をすれば、楽しいの?」という問いかけ、をしてみましょう。

私は、相手との駆け引きが何より楽しい。

そして、自分の得意のネットプレーが決まると、もっと楽しい。

だったら、それをやらない手は無いですよね。

「楽しもう」と思うなら、もっと具体的に落とし込んでいおかないと。

きっと、やることを決めてそれが楽しいこと、になれば試合は勝てますよ。

 

すごくシンプルですが、効果大です。

これを、頭の中で考えるんじゃなくて、ぜひノートに書き出して欲しいんです。

書いて、文字にして文章にする。

そうすると、試合前の不安な気持ちは一掃される。

人って、それくらい単純なもの。

重たく考えないで、まずはペンとノートを持って試合前、自分で整理してみましょう!

ピックアップ記事

  1. テニス選手として必要な、「オーラルケア」と栄養素について
  2. 【重要です:視聴者アンケート】ご協力のお願い
  3. 40歳からポリストリングにする、という選択肢を
  4. みなさんに感謝の気持ちを込めて、新しい取り組みを始めます!
  5. 読者ミーティング用にプロジェクターを買ったら、コスパ最高だった

関連記事

  1. テニス メンタル

    メンタル

    「勝ちに徹するテニスが、楽しいと思えない」のは、自分が本気になるのが怖いから

    今回アンケートを実施させて頂く中で、厳しいご意見もたくさん頂きました。…

  2. テニス メンタル

    メンタル

    「練習では色々出来るのに、試合になると何も出来ない」人は、どんな意識で試合に臨めば良い?

    練習と試合では、やっていることが違い過ぎる人。練習では得意なシ…

  3. テニス メンタル

    メンタル

    「この試合、普通にやれば勝てる」と思ったら、意識すべきこと4つ

    皆さんも試合の中で、または最初のウォーミングアップで、感じることはある…

  4. テニス ストローク

    メンタル

    勘違いしている方が多いですが、「テニスはラリーを続けることが目的」のスポーツではありません

    日本人は、「途切れること」「途絶えさせること」に対してどこか拒否感を持…

  5. メンタル

    ゲーム差が開いていけば、必ず集中力は切れるもの

    どんなに準備をしていても、試合は一筋縄では終わらない。これは、…

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

特集記事

  1. ボレー

    ボレーの基本は、遅いボールはしっかりと真ん中に当てること
  2. メンタル

    1人が県大会にいけば「必ず2人目、3人目が出てくる」のがチームテニスの良いところ…
  3. テニス ボレー

    ダブルス

    2バックで粘るダブルスは、「深いセンターへのボレーとアングルボレー」を組み合わせ…
  4. テニス 練習

    シングルス

    「格下相手に確実に勝つ」テニスのシングルスの試合で必要な配球の心得4つ
  5. テニス ストローク

    フットワーク

    前に走ってボールを処理するときは、その後のポジションを考えよう
PAGE TOP