テニス 体力

練習メニュー

「テニスの練習って、ギターの練習に似てるかも知れない」と思った話

私自身、テニス以外のスポーツも好きでしたが、音楽についてはからっきし興味がありませんでした。

ですが私の高校時代はバンドブームで、軽音楽部は大人数。

みんなギターが好きで、音楽に興味深々。

でもギターがしっかり弾けるようになれる子って、高校生だとそう多くなかったみたいな話を聞きました。

その話を聞いていると、実はテニスにも近いものがあるんじゃないかなと、思った話です。

 

「テニスの練習って、ギターの練習に似てるかも知れない」と思った話

 


 

■ギターは、4つのコードだけで弾ける有名な曲もある

ギターって、コードを抑えて「ジャーン」と弾く、ところから入る方が多いと思います。

たくさんのコードを覚えないと弾けないし、特にFなんて難しいし・・・と私なんかは思ってしまいますが、実はそうでもない。

たった4つのコードを押さえるだけで、弾けるようになる曲もあるんだとか。

「スタンド・バイ・ミー」という曲は有名ですが、これも4つくらいのコードで弾ける曲で紹介された記憶があります。

テニスも実は、限られた技術でも試合が出来るし、楽しめるスポーツ。

でも上達していくには、コツがあるんですよね。

 

■ギターを上手くなるには、まず人前で弾いてみること

音楽は一人でももちろん楽しめますが、人と一緒に楽しむことでより拡がっていく。

ギターが上手い人って、人に「聴いてもらう」のが好きな人。

人前で弾くことで、色々考えたり反応を観たり、相手に楽しんでもらおうと工夫することで上達していく。

テニスも一緒ですよね。

一人で壁打ちも大事ですが、相手あってのスポーツ。

相手を観て、人前で自分のテニスをさらけ出していくことで、上達していくスポーツなんです。

 

■ギターもテニスも、「想像力」が大事

楽器もラケットも、無限の可能性を秘めている。

自分でいくらでも工夫出来ますし、どんな音楽、テニスがしたいかを考えて実践する大事なパートナー。

もっともっと、テニスだって色々なことにチャレンジして良い。

4つのコードで試合も出来ますが、たくさんのコードが使えると多くの観客を魅了出来ますよね。

対戦相手に応じたテニス、が出来るかどうかは知っているコードの数や種類、その他の技術によって決まります。

実は音楽とスポーツ、共通すること多いんじゃないかと改めて思いました。

 

このサイトでは「試合に勝つため」の情報をメインに提供しているので、どうしても「堅実」な技術や考え方の紹介が多くなる。

矛盾するようですが、アナタ自身で「こんなショットはどうだろ?」と考えてみて、実践することは大事。

使えなくたって、失敗したって良いんです。

音楽だって、最初は全然出来ないことが、出来るようになっていく。

そう、音楽に課題曲、弾きたい曲があるように、テニスでは倒したい対戦相手がいる。

自分なりに工夫して研究して、自分を表現していくテニスプレイヤーになってください。

ピックアップ記事

  1. HEADラケットのスタンダードモデルを使い続けて、気付いたことまとめ
  2. テニスの試合に必要なフットワークトレーニングに、ラダーは必需品
  3. 寒くなっても清潔感は保ちたい、テニスプレイヤーのみなさんに
  4. 塗り直し不要で、男性にもお勧めの日焼け止め 「ビオレUV アクアリッチ」
  5. テニスコーチ時代に、最高に憂鬱だったこと

関連記事

  1. テニス シングルス

    練習メニュー

    練習の後の試合形式で、何でみんな練習した技術を使わないの?

    テニススクールでよく観る光景ですが、練習と試合が全く別になってしまう。…

  2. テニス 練習

    練習メニュー

    テニスの練習では、「何を身に付けていつ使うのか?」を常にイメージしよう

    テニスの練習、皆さんどんなことを「意識」出来ているでしょうか?…

  3. テニス ストローク

    練習メニュー

    コートを縦1/3で区切ってのラリーは、「縦の勝負」を挑んでいこう

    以前にも少しご相談頂きました、テニススクールでの練習について。…

  4. テニス ボレー

    練習メニュー

    テニスの試合で、「流れるようなネットプレー」を身に付ける為の練習メニュー

    ダブルスの名手、ブライアン兄弟も実践する練習を取り入れてみましょう。…

  5. テニス ストローク

    練習メニュー

    何がキツイって、毎回同じ練習の繰り返しが一番キツイはず

    キツイ練習、楽な練習。皆さんは、何をもってキツイ、楽だと判断し…

  6. 練習メニュー

    「強豪と対戦する日のためにも」日々のテニスの練習で意識しておきたいポイント

    明日、試合がある。そういう人は、明日の試合の事を想定して、今現…

特集記事

  1. サーブ

    40-0で、とっておきのサーブを
  2. テニス知識

    痙攣は、慌てなければおさまることも多い
  3. 戦術

    試合で使える戦術は、「攻撃は守備的に、守備は攻撃的に」がキーワード
  4. ストローク

    プロ選手に影響を受けやすいけど、「ストロークのスタンスはオープン?クローズ?」の…
  5. テニス メンタル

    メンタル

    テニス選手として、「目標を口にするだけで満足してはいないか?」という問いかけを自…
PAGE TOP