テニス マナー

戦術

夏こそ「先手必勝」、がテニスの試合の基本

これからの時期の試合、考えるだけでも辛いですよね。

でも、だからこそ強い相手にも勝つチャンスがあるし、テニスの試合は面白くなる。

夏、猛暑、という環境を、自分に優位に働かせるには、どうすれば良いのか。

いつも以上に、これでいきましょう!

 

夏こそ「先手必勝」、がテニスの試合の基本

 


 

1.熱い夏は、挽回へのモチベーションを奪う

私自身、これで負けた試合が何度もあります。

自分に負けた・・・と言えばそれまでですが、夏の猛暑の中での試合、0-4くらいになると、弱気になる。

どこか、「もう今日は良いかな・・・早く休みたい・・・」と、甘い声に負けてしまう。

夏の試合って、挽回のモチベーションを作るのは簡単じゃない。

過ごしやすい時期なら、まだまだ体力もあるし、挽回するぞ!っていう気になるんですけどね。

それくらい、最近の日本の夏は凄い。

この夏を、味方につけるかどうか、が大事になるのは言うまでもありません。

 

2.先手必勝、は夏の基本戦術

しっかり、戦いの前に準備すること。

これが、アナタ自身夏場に出来ているかどうか、怪しいところです。

夏って、準備の段階からだらけてしまいませんか?

つい、涼しい場所にギリギリまでいて、試合のことを考えたくない・・・と、なるのが自然。

だから、チャンスなんです。

夏場の試合は、先手必勝で勝負に出る。

相手にリードを突きつけて、試合を諦めてもらう。

こういう工夫は、準備次第で誰にでも出来るはずです。

 

3.先手を奪ったら、やりたい作戦とは?

夏場の試合、猛暑で体力とモチベーションを奪う以外に、何が使えるでしょうか?

そう、あのカンカンに照っている太陽です。

ロブを使い、まぶしい中でスマッシュを打たせる。

これも、アナタ自身にすごく大事な作戦ですよ。

どちらのコートが、まぶしくてスマッシュが打ち辛いのか。

しっかり把握して、試合の中でロブを使っていく。

夏場に太陽を上手く使える人って、特に学生のみなさんに少ないはず。

ぜひ、意識して夏を味方につけてみて下さい。

 

4.自分が嫌がっているもの、を味方に引き込もう

今回は夏、の話でしたが、テニスではこういう視点は大事です。

どんどん、味方を増やしていく。

観客もテニスのルールも、気候も環境も、自分に優位を与えてくれる、という発想で見ていくこと。

これって、すごく大事なことだと思うんですよね。

特に、自分が嫌がっていたものに対して、出来るとマイナスがプラスになる。

夏場の試合は、確かに厳しい。

でも戦いを避けることは出来ない訳ですから、しっかり勝てる方法を考えていきましょう。

先手必勝、夏場は必須の作戦です。

 

上手くいくかどうか、はやってみないと分からない。

でも、確実に夏場の試合、リードを奪われて精神状態は乱れやすくなるはず、ですから。

強い相手でも、同じ人間。

まずは先手を奪って厳しい環境、に追い込んでからが勝負ですね。

ピックアップ記事

  1. アディダス テニスシューズ バリケード JAPAN がアシンメトリーで最高にカッ…
  2. 「テニスラケット専用ウェイトボール」を使えば、素振りでのパワーアップも可能に!
  3. 雨が多い時期の試合は、防水スプレーは必須アイテム
  4. 塗り直し不要で、男性にもお勧めの日焼け止め 「ビオレUV アクアリッチ」
  5. テニス部・テニスサークルとして勝てる集団になりたいなら、「スコアシート」は欠かせ…

関連記事

  1. 戦術

    チャンスをいかに決めるか、の前にチャンスを数多く作ろう

    テニスの試合の中で、必要な考え方。特に「自分はチャンスに弱い・…

  2. テニス メンタル

    戦術

    「自分たちのテニスをする」って、何種類持ってますか?

    昨日決勝戦を行った全国高校サッカー選手権大会。青森山田高校の強…

  3. 戦術

    相手の良いショットは、「続かない」

    試合の中で、私自身がいつも意識していること。特に、格上相手と…

  4. 戦術

    「あいつセンスあるな‥」という相手ほど、実は倒しやすいのがテニスというスポーツです

    テニスって、面白い。私がそう感じる瞬間はたくさんありますが、特…

  5. テニス ストローク

    戦術

    ドロップショット多用で泥試合、に持ち込んだペール選手に学ぶもの

    昨日の錦織選手の試合、凄い試合でしたね。予想された感じの苦戦の…

  6. テニス メンタル

    戦術

    崩して満足、だから試合に勝てない

    テニスは上手そうなのに、試合で結果が出ない人。みなさんの周りで…

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

特集記事

  1. テニス 客観視

    サーブ

    ネットの高さより、審判台の高さを狙うのがナイススピンサーブ
  2. ダブルス

    リターンゲームで、ストレートへ打つタイミングは?
  3. テニス メンタル

    戦術

    テニス選手であるなら、「必ずしもスペシャリストである必要は無い」と私は思う
  4. テニス ストローク

    ダブルス

    ダブルスの試合のラリーでは、「相手がクロスにしか打てない状況」を作れると前衛を活…
  5. テニス ストローク

    練習メニュー

    ダブルスの試合で使える「トップスピンロブ」を身に付けたいなら、この練習!
PAGE TOP