テニス メンタル

戦術

見えないものを見る力、を養おう

試合の中で、落ち着いてプレー出来る人は強い。

経験もあるでしょうが、こういう強い人は常に敏感に、何かを感じようとしている。

試合中もアンテナを張って、見逃さない。

そう、表には見えてこないような部分、を見えるようになると、試合では強くなる。

アナタ自身、自分のことで必死な次、の状況にいかないと試合ではなかなか勝てないですよ。

 

見えないものを見る力、を養おう

 


 

1.今のスコアの裏側にあるもの

例えば、スコアもそうですよね。

3-2 15-15 のようなスコアは、みんな理解している。

セルフジャッジでもカウントコールしますからね。

でも、その裏側、はどうでしょうか?

勝っていても危ない、と感じるのか。

負けていても、チャンスがあると感じるのか。

こういう、スコアの裏側の部分を、いかに感じることが出来るのか。

目に見えない部分、を感じる力、というのがテニスには大事になって来ます。

 

2.目に見える部分は、相手も意識している

当然、相手も目に見える、形になっている部分は理解している。

警戒している、のは当然ですよね。

でも、目に見えない部分をどこまで感じているのか、はアナタ自身が相手を見て気付かないとダメ。

前衛にいたら、どこまでフェイントや誘いに乗ってくれるのか。

ストレートに展開しそうな素振り、雰囲気、は何か感じられないのか。

強い相手ほど、簡単には見せてくれません。

でも、そこを感じ取ることこそ、アナタにとって必要なこと、なんです。

 

3.弱点を出してくれない相手、をどう見抜いていくのか

どうしようもなく強い相手、は確かにいます。

でも、全く弱点が無い相手なんていない。

必ず、どこかに苦手なプレー、ポジション、特徴があるはずなんです。

それをどうやって、見抜いていくのか。

目に見えない、と言いつつも、実際は表に出ているようなこと、も多いのがテニスです。

ドロップショットへの反応、ロブへの反応、陣形が変わった時の雰囲気。

ちょっとした変化に対して、どう対応しているのかを見れば、アナタ自身も分かるはず。

こういうのって、待っていても素性を明かしてくれないですからね。

弱点は、しっかり相手を動かすことであぶり出されて来る。

このことだけは、覚えておいて損は無いです。

 

4.それでも、見えないものを掴んでいかないといけない

でも、やっぱり試合では、見えてこないことも多い。

最後まで相手が掴めない、ような試合もありますよね。

必死で見えないもの、を見るように頑張ってみる。

意外と、これが出来ない人が多いのがテニスの試合です。

目に見えるもの、サーブが凄いとかストロークでミスが無いとか、そういうところだけ見ても試合では勝てない、絶望するだけ。

もっとその裏側にあるところ、を見ていくように意識してみましょう。

 

鈍感な人は、いつまで経っても試合では勝てない。

何かを見ないと分からない人、と同じですからね。

見えているところ、は既に結果論。

見えていないところ、をしっかり感じられる選手、にぜひみなさんもなってみて下さい。

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