テニス ダブルス

ボレー

「強打しないボレー」こそ、アナタ自身が生き残る道である

テニスに、柔らかさを求めてみる。

これは、確実にアナタ自身のこれから戦うべき道、になるはずです。

強打も大事ですが、もうどんなに力を込めても、ボレーのようなショットでは肘や手首を痛めてしまうだけ。

強打は、あくまで見せ球。

アナタ自身がこれから磨いていくべきは、柔らかく相手を翻弄するようなショット、でしょう。

 

「強打しないボレー」こそ、アナタ自身が生き残る道である

 


 

1.危機感を、持とう

これから全て、が始まります。

私自身、強打のボレーをバンバン使ってましたが、30代に入り肘を痛めました。

そして、それから強打しても相手に拾われる。

速いボールの足下の処理が上手いベテラン選手、なんてゴロゴロいる訳じゃないですか。

これは、厳しいなと。

アナタ自身、まずはそこを感じられるかどうか、がスタートライン。

コントロール勝負で、コートは縦に使うことで相手を走らせる。

ネットプレーで必要な概念、はこれでしょう。

 

2.強打と見せかけてドロップ、を基本にする

常に、相手の前を狙う。

ボレーで強打出来る時も、あえて前に落とすようなショットを増やす。

これ、最初はすごくモヤモヤするし、ミスもするしスッキリしないようなことが多いと思います。

でも、ぜひ続けて欲しい。

柔らかいショット、テニスのボレーで、ネット際を狙うという意識を強く持つこと。

これが、今のアナタ自身に必要なことなんです。

技術じゃない、全ては必要性を感じて、狙うことが大事なんですから。

 

3.ドロップボレーはネットに詰めた方が決まりやすい

アングルボレー、ドロップボレーの基本ですね。

とにかく、ネットに詰める。

そして、強打ではなく前を使って、ポトッと落とすようなショットでフィニッシュする。

相手も、アナタ自身が前に詰めてくればそれだけで「強打」を警戒してくれるはず。

下がって後ろ足体重、になっている相手は、甘いドロップボレーでも追えないんですよ。

こういうショット、を試合でいかに使えるかどうか。

強打出来るんだけど、あえて柔らかいショットを選択する。

これは、普段の練習からでしか、意識付け出来ないし練習も出来ないんです。

 

4.仲間を出し抜く、練習から柔らかいショットを

試合で使いたいなら、練習で使う。

普段のラリー練習、ポイント練習から、どんどん柔らかいボレーを意識して使いましょう。

強打した方が、楽だし楽しい、スッキリするでしょう。

でも、試合ではそれは通じない、相手に拾われてしまう。

前を使う意識は、練習から実践していかないと絶対に試合で打つ勇気、は持てませんから。

ミスしても良い、とにかく前に詰めて、強打ではなく柔らかいタッチボレー。

これを徹底してみて下さい。

 

きっとテニス、が変わりますよ。

相手から、いかに2バウンドを奪うのか。

いかに走らせて、速いボールや強打以外でポイントを取っていくのか。

私たちのテニスの基本は、そこにあるはずです。

ピックアップ記事

  1. 素振りでパワーアップを図るなら、「バナナウェイト」を使ってみよう
  2. プッシュアップバーを使って、テニスに必要なトレーニングを効率化しよう
  3. 全日本テニス5回優勝!佐藤博康プロにボレーのコツを聞いてみた①
  4. テニスの合宿・遠征に大活躍なのは、消臭ランドリーバッグ
  5. KT TAPE(ケーティーテープ) を使って、テニスの試合で酷使する「膝関節」を…

関連記事

  1. テニス ストローク

    ボレー

    脱・ネットプレー中級者、の為には「打った方向へ詰める基本」を再度徹底しましょう!

    ネットプレーはどうも苦手、という方は、ラケットワークに意識がいき過ぎて…

  2. テニス 攻撃

    ボレー

    浮いたボールこそ、肩を入れたボレーで入って打てば効果的!

    ボレーを打つ時に、意識したいこと。試合の中で、前に詰めてハイボ…

  3. テニス 言葉

    ボレー

    自分の感覚が鋭いエリアは、どこだと思う?

    ボレーのタッチ感覚、みなさんは自信ありますか?私は自信がある、…

  4. テニス 技術
  5. テニス ボレー

    ボレー

    「カットボレー」はしっかりスライスをかけていこう

    前衛のボレーでもなく、後衛のストロークでもない。テニスでは、前…

  6. テニス ボレー

    ボレー

    テニスの試合、鋭いボレーに必要なのは、「後ろ足の膝の曲げとキック」です

    プロ選手のボレーは直線的で鋭い弾道、しかもスライスが効いているから相手…

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

特集記事

  1. テニス メンタル

    メンタル

    テニスが変わる時、それは耳の痛い話から
  2. テニス メンタル

    シングルス

    「テニスのシングルスの試合でドロップショットを活かす」打った後のポジショニング5…
  3. その他

    12/23(火) 高西コーチ 女子ダブルスレッスンイベント in テニスガーデン…
  4. テニス ストローク

    リターン

    速いリターンで、サーバーはリズムを崩していく
  5. その他

    意図したことが効いてくる、からリズムに乗れる
PAGE TOP