ダブルス

ダブルスのストレートアタック、決めるのは前のポイントの終了直後がベスト

ここぞ、という場面でのリターンでのストレートアタック。

アナタ自身、ダブルスの試合に出て行けば絶対に決めたい、攻撃に使いたい。

これをしっかり決めるため、に必要なことは何か。

試合に勝ちたいなら、ここまで決めておくこと、をお勧めします。

まぁ、騙されたと思ってやってみて下さいよ。

 

ダブルスのストレートアタック、決めるのは前のポイントの終了直後がベスト

 


 

1.次どうするのかを、いつ決めるのか?

私は基本、ポイントが終わった後、です。

15-15になったら、その瞬間に次どうするのかを決める。

前のポイントの雰囲気、でもう結論を出してるんですよね。

「あ、こういう感じなら、次はこうだな」と。

簡単ではないかも知れませんが、これくらい早く決断できるとすごく良いですよ。

そして、決めたらもう変えない。

その決断を信じて、ペアと共有する。

ダブルスの試合、次にリターンを打つ選手が基本「どうしたいのか?」を考えて、ペアに伝える。

よほどのことが無い限りは、そのスタンスを尊重する形が良いと思いますよ。

 

2.相手の前衛を見て、ストレートに打つと決める時

大きく、要素は2つあります。

1つは相手の前衛がすごく動いてくるパターン。

ガンガンポーチに動いてくるので、ストレートに打って足止めしないといけないような相手、ですね。

それからもう1つは、そもそも存在感が無いような前衛。

ストレートに打ってもそこにいる、可能性もありますが、こちらから攻撃的なスタンスで挑んでいく方がポイントを取りやすいと感じた時ですね。

このどちらか、を感じた時にはポイント直後に「ストレートだな」と決める。

ポイント直後、に次どうするのかを決めること。

実はこれって、テニスの試合ですごく自分を楽にしてくれること、なんですよ。

 

3.ギリギリまで決められない人は、絶対にリターンミスが多い

リターンミスが多いときって、どうでしょう?

そもそも、「何がしたいのか?」を決められていない場合が多くないですか?

打つコースも決められない、そもそも相手のサーブが読めない・・・自信喪失で、もう試合が嫌になる。

こういう時って、試合で修正出来ないと思うんですよね。

そんな人こそ、ポイント終了後に決断する、というルーティーンを入れて欲しい。

決断を早く、そして強く信じてやり抜くこと。

メンタルが弱い人、ほど方法を変えていかないとずっと変わらないですよ。

 

4.ストレートアタック、必要なのは技術じゃない

実際に、ダブルスでこのリターンからの攻撃、技術より大事なものがあります。

それは、「よし、前衛にアタックするんだ!」という強い意志。

相手が動いていない、もしかしたらやられるかもしれない。

でも、これを打たないとダブルスの試合では勝てない、ですから。

技術ではなく、自分で必要性を感じて、決断していくこと、が大事。

そこに、後から技術が付いてくる。

実際、試合の現場では勇気が要りますからね。

仕掛けや仕組み、を作ってやるのが一番ですよ。

 

 

ストレートアタック、どんどんダブルスで入れていきましょう。

そうじゃないと、強い相手には勝てないですから。

強気に動く、その時には決断を早くしておく。

これだけで、アナタのテニスは見違えると思いますよ。

ピックアップ記事

  1. 寒くなる季節の変わり目に、テニスの試合で折り畳み式ブランケットは欠かせない
  2. 汗でグリップが滑りやすい人は、「Prince Grip Plus」がオススメ
  3. フットワークを磨きたい!なら、足指トレーニングは欠かせない
  4. 「テニスラケット専用ウェイトボール」を使えば、素振りでのパワーアップも可能に!
  5. 【重要です:視聴者アンケート】ご協力のお願い

関連記事

  1. テニス ダブルス

    ダブルス

    テニスでは、「前衛にも複数のポジション」がある

    自分がダブルスの前衛のポジションにいるとき、どのくらいの「パターン」を…

  2. テニス ダブルス

    ダブルス

    ダブルスで試合では、一人狙いで8割のポイントを獲れる

    ダブルスの試合、大事なのは「一人狙い」。あえて、このポイントに…

  3. テニス ダブルス

    ダブルス

    草トー女子ダブルス大会の壁、「デッドゾーンの魔術師」への対抗策とは?

    学生の皆さんは、もしかしたら経験が無いかも知れない。一般の方、…

  4. テニス サーブ
  5. テニス ガット

    ダブルス

    「社会人テニスのダブルスでも、ぜひ身に付けて欲しいIフォーメーション」は試合でとても有効!

    「Iフォーメーション」と聞いて、アナタはどんなことをイメージしますか?…

  6. テニス 前衛

    ダブルス

    ダブルスの前衛で特に必要な、「フェイントをかけて相手を揺さぶる」技術を磨いて後衛を助けよう!

    言い方は悪いですが、テニスだけでなくスポーツは騙し合いの競技。…

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

特集記事

  1. テニス ハードコート

    ボレー

    オムニコートで滑るボレー、次に対応出来ますか?
  2. テニス 打点

    練習メニュー

    緊張した場面で、力を引き出す為には?
  3. テニス 守備

    フットワーク

    テニスの試合では、シングルスでもダブルスでも、「コート全体」を守る必要はありませ…
  4. ストローク

    ストロークを沈めようとしてネットしてしまう人は、今一度相手のポジションをよく見て…
  5. テニス メンタル

    ロブ

    自分のロブが安定しない人は、ゆっくりラケットを振ってみよう
PAGE TOP