テニス ダブルス

戦術

相手の調子を見るには、ポイント間に目を合わせることが一番

試合の中で、ポイント間の時間ありますよね。

この時間が、テニスでは結構長い。

ボールを打ち合っている時間、より長いかも知れないこの時間、みなさん何を意識していますか?

私は、出来るだけ相手の目を見る。

睨むというより、あくまで自然に、相手とコミュニケーションを取るつもりで。

これが何より、相手の調子を測る良いバロメーターになるんです。

 

相手の調子を見るには、ポイント間に目を合わせることが一番

 


 

1.相手と目を合わせること、って嫌ですか?

私も、実は苦手です、テニス以外だと。

相手の目をずっと見て話す、聞くというのがどこか怖い、という気持ちがあります。

でも、テニスなら話は別。

なぜなら、しっかり相手の目を見ることで気付くことが多いから。

目が生きているのか、死んでいるのか、またはそらしてくるのか。

このときに、感じることが大事なんです。

「何だか、今日は自信無さそうだな・・・」とか、ちょっとした感覚で良い。

目を見ていると、気付くことがたくさんありますよ。

 

2.威嚇しているのか、されているのか

テニスの試合では、基本どちらか、だと思います。

アナタ自身が相手を威嚇しているのか、それとも威嚇されているのか。

目を見て視線を合わせていると、気付くはずです。

威嚇されている方は、先に目をそらしたくなるもの。

目と目を合わせた時間、が苦痛になりますからね・・・そしてこれは、テニスのラリーにも通ずるものがあります。

目をそらすのが早い人は、ミスも早いしテニスも淡泊。

きっと、メンタル的にも不安定なはずです。

 

3.じっと見ていると、勝てそうに感じて来る

強い相手でも、ポイント間にじっと見ていると、どうでしょう。

同じ人間だし、どこか勝てそう、にも思えて来ませんか?

勝てない試合、諦めてしまう人って、相手を見ないんですよ。

現実から目を背けて、ただ自分の中で試合を消化していくだけ。

相手と目を合わせる、のが恥ずかしいし怖い、と思って逃げている。

これでは、試合にならないでしょう。

 

4.棋士の目つき、にヒント有り

改めて今回のテーマに気付いたのも、将棋の対局風景からでした。

棋士のみなさんの鋭い眼光、たまに相手を見る目線に、すごく力がある。

やっぱり、勝負師の目ってすごく鋭いし、美しい。

テニス選手も、強い選手は良い眼光を持っていますからね。

アナタ自身、ぜひ意識してみて下さい。

積極的に相手の目を見て、そらさない。

それだけで、かなり雰囲気は変わってくると思いますよ。

 

「もっと、目を合わせようよ」と、相手にメッセージを送ってみる。

これに応じて来る相手、はきっと強いでしょう。

私自身、最近将棋にはまっているから改めて気付いたこと・・・ですね。

目線もそうですが、思考もすごくテニスの参考になります。

私が好きな棋士の佐藤さん、の著書も良ければぜひ、読んでみて下さい。

ピックアップ記事

  1. 体幹の筋力アップに、意外とリーズナブルな「シットアップベンチ」を1台どうですか?…
  2. 急激に乾燥する季節に、喉とオーラルケアは欠かせない
  3. 試合で勝ちたいテニスプレイヤーなら、マイランニングシューズは欠かせないアイテム
  4. ご質問頂いた件につきまして
  5. 多動力こそ、これからの時代のテニス選手に必要だと思う

関連記事

  1. テニス 気付き

    戦術

    テニスの試合でも、8割の人は「トラブルが起きてから」しか対応を始めない

    一事が万事、ですね。テニスも日常生活も、私はすごく近いと思って…

  2. 戦術

    強い気持ちがある人しか、真の準備は出来ない

    試合前の、準備が大事。これは何度も書いて来たことですし、私自身…

  3. テニス メンタル

    戦術

    テニスの試合、最悪キレても良いけど音はバレないようにね

    テニスの試合って、正直思い通りにならないことばかり。腹が立つこ…

  4. テニス 戦術

    戦術

    試合に強いテニス選手は、どこかで「一貫性」を持っている

    私はまだ皆さんにお会いしたことはありません。だからどんなテニス…

  5. 戦術

    その場になって考える、ではいつまでも試合で後手に回る

    試合になって、頭が真っ白になってしまう。これって、やっぱり「そ…

  6. 戦術

    テニスのドロップショット、他の競技だと…?

    テニスが上手くなりたい!試合にも勝ちたい…。そう強く考えるこ…

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

特集記事

  1. ストローク

    なぜラケットは、両手で持って構えるのか?
  2. テニス サーブ

    リターン

    テニスのシングルスの試合序盤は、「セカンドサーブをリターンからチャージ!」して先…
  3. テニススクール

    「テニススクールの通い方」本当に試合で強くなるには生徒自身の主体性が不可欠
  4. テニス トレーニング

    メンタル

    テニス界でも、「実力が無いのに知ったかぶりな人」は自分を苦しめるだけ
  5. テニス ストローク

    メンタル

    「自分が成長する可能性」を信じることは出来ているか?
PAGE TOP