テニス ダブルス

戦術

目に見えるスコアだけで、本当の差は見えてこない

数値は絶対値。

1は2より小さいし、3は2より大きい。

この事実を私たちも認識していますから、つい目の前のスコアに神経質になる。

でも、実際の試合では、どうでしょう。

スコア以上の差、あるいはそれ以下の差、になっていることがほとんどじゃないでしょうか?

 

目に見えるスコアだけで、本当の差は見えてこない

 


 

1.大事なことは、目には見えない

と、私は思いますよ。

メンタル的な話、精神論ではなくてですね。

スコアの差は確かに大事ですが、それだけに目がいってしまうと、スコアはあっという間にコントロールできなくなってくる。

スコアの後ろにある、本当の現場での差、について考えておかないと試合では厳しい。

0-5から逆転されることだって、その逆だってある。

スコアという目に見えるものだけ、に頼っていてはダメなんです。

 

2.強い人は、リードしている要因を知っている

だから、強いんです。

リードしていても、その要因を自分の中で客観視している。

本当にわずかな差、でたまたまリードしているなら、危機感を覚えている。

試合に勝てない人は、スコアが離れていくだけで安心してしまう。

リードしている自分、に数値で満足してしまうんですよね。

これは、勝てない人の典型的な発想です。

数値の裏、真実を見る。

これは、実力ではなくスタンスの問題、だと思いますよ。

 

3.テニスのゲームの取得は、非常に特殊な形

最後、ゲームを取れば1ゲームが自分に入る。

そこまでのスコアは、全くゲームカウントには反映されないですからね。

デュースが繰り返されたようなゲームばかりでも、6-0で終わるような試合、もありますしね。

デュースが続いているくらいだから拮抗した試合なのに、4-0くらいになると私たちは気が抜けてしまいがち。

勝っている、リードしている時に試合を動かしていく、そういう姿勢がアナタ自身には必要でしょう。

 

4.目に見えないものを感じる力、を養おう

テニスでも、これが大事だと思いますよ。

しっかり、自分で考えて、感じれるようにアンテナを張っておく。

目に見えるものは、言ってみれば結果ですから。

結果だけからしか物事を考えられないと、テニスでも何でも厳しいのは言うまでもありません。

周りと違う視点を持つ、一歩引いた視点を持って、試合をコントロールする。

まずは、スコアの裏側について自分で感じれるようになる、ところからじゃないですかね。

 

何も、難しく考える必要はないと思いますよ。

きっと、アナタ自身が気付いて、試合の緊張感がある場面で考えられるようになればOK。

と言っても、最初からうまくはいかないでしょう。

それで良いので、とにかくスコアを数値としてだけ、で捉えないように意識してみて下さい。

きっとそこから、すべては変わりだすはずです。

ピックアップ記事

  1. 暑い夏のテニスの試合に備えて、瞬間冷却パックの準備は欠かせない
  2. テニスラケット ピュアドライブの新作は、「攻撃的な大人のテニス」に最高の武器にな…
  3. 都内でラケットバッグを持ち歩くのは辛い!人は、「ecbo cloak」でラケバを…
  4. 「テニスラケット専用ウェイトボール」を使えば、素振りでのパワーアップも可能に!
  5. プッシュアップバーを使って、テニスに必要なトレーニングを効率化しよう

関連記事

  1. 戦術

    相手の走力と、走る意欲を確認しよう

    相手によって、一番違うもの。それは、私は走力だと思います。…

  2. テニス チャンス

    戦術

    成功を掴む人は、いつだって初回、初級、に勝負をかけている

    みなさんに、ぜひ意識して欲しいこと。それは、チャンスを逃してい…

  3. テニス 戦術

    戦術

    プレッシャーが比較的少ない、テニスの試合の序盤にやっておくべきこと4つ

    試合は序盤、中盤、終盤と、気が付けばどんどん進行していく。自分…

  4. 戦術

    漠然と待たない、7:3で誘うこと

    私が普段、意識していること。漠然と待たないで、上手く誘う意識…

  5. テニス メンタル

    戦術

    メイクショット、アタックショット

    テニスの試合、この2つを自分の中でどう作っていくのか。同じシ…

  6. テニス メンタル

    戦術

    テニスコートで怪我が多い人の特徴5つ

    12月に入り気温も下がり、テニスでは怪我が多い時期になりましたね。…

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

特集記事

  1. ボレー

    バンバン打って来る相手に、並行陣でどう対抗する?
  2. ストローク

    試合で相手に打ち損じさせる、ために必要な6つのストローク術
  3. テニス 戦術

    戦術

    試合に強いテニス選手は、どこかで「一貫性」を持っている
  4. メンタル

    何かを失いつつ、別な何かを身に付けていく
  5. テニス 戦術

    ダブルス

    ダブルスの早い展開で使えるボレーは、「打ち終わりが高い位置で終わるボレー」に限る…
PAGE TOP