テニス スライス

スマッシュ

「50cm以内のアウトのロブ」はスマッシュを打つ!で、試合に挑もう

アウトだと思って、ウォッチしたけど・・・ライン際、内側にポトン・・・と落ちるロブ。

これは、アンラッキー?でしょうか?

違います。

失ったただの1ポイントのようで、実にアナタらしい「弱さ」を如実に現している。

これは、思い切った意識改革で、変えていけます。

あえて言います。

「アウトを打つ」くらいの覚悟で試合に臨んでいく、ことが大事です。

 

「50cm以内のアウトのロブ」はスマッシュを打つ!で、試合に挑もう

 

1.衝撃的だった、大学1年生のころ

以前にも書きましたが・・・私は今でも忘れられないこと、があります。

大学1年生の頃に、1人だけ同級生にスポーツ推薦で入学してテニス部に入って来た男子、がいました。

何が凄いって、スマッシュなんですよ。

ロブを上げても、全部打つ。

アウトだろうがなんだろうが、打って打って、押し切る。

もちろん、たまにミスはありますよ。

でも、圧倒的な迫力で、「ロブは効かない」という感じで打っていく。

皆さんの中にも、もしかしたらネットプレーを頑張っていこう!という方も多いはず。

ネットプレーを目指すなら、絶対にロブが打ち切る、ことが大事なんです。

 

2.落としてアウト、でも相手にとっては「良い情報」

私自身、すごくロブを使うタイプですが、もちろんアウトすることもある。

でも、その時の相手の反応を見ています。

大きく分けて、3つですかね。

1つは、どんなに深いロブも、積極的に打って来るタイプ。

2つ目は、ロブを追いかけて、落としてストロークで返球してくるタイプ。

3つ目は、ロブをすぐにウォッチして、ボール自体追いかけないタイプ。

まず、3はとにかく楽です。

すぐに見切りを付けてくれるので、甘いロブでも通る可能性が高い。

2のタイプも、しぶといですが相手を後ろに下げる、ことは出来るので怖く無い。

怖いのは、圧倒的に1、のタイプなんです。

 

3.迷いが無くなれば、プレーにキレが出る

スマッシュにキレがある、プレーにキレがある人は迷いが無い。

もちろん、明らかなアウトロブは打たないでウォッチしますが、際どいロブは全部打ちにいくと決めている。

だからこそ、成長も速いし相手も嫌、なんですよね。

これは、実力が有る人、だけの考え方じゃないと思います。

むしろ、初心者の人の方がスマッシュに対して苦手意識も少ないし、先入観が無い。

フットワークを鍛える意味でも、ぜひスマッシュを積極的に打って欲しいんです。

 

4.テニスコートは、広いということ

ネットを挟んで、ラケットで打ち合う競技で言えば・・・テニスって、すごく「広い」と思いませんか?コートが。

だからこそ、みんなスマッシュが大変なんです。

後ろには10m以上下がって打つ、なんてこともありますからね。

当然、ダブルスでもシングルスでも、良いポジションで待ちかまえることは大事ですよ。

でもそれ以上に大事なのは、自分で迷いを無くして際どいボールは打っていく姿勢。

最初はミスが多くても、気にしないで良いでしょう。

その先に、成長があるのですから。

 

これは、最近の私のテーマなんです。

もう一回、しっかりスマッシュを打てる選手になりたいな、と思っています。

際どいボールを、振り切ること。

ミスが増えて負けが増えても、自分を変えていくこと。

一緒に頑張ってみませんか?

ピックアップ記事

  1. 読者ミーティング用にプロジェクターを買ったら、コスパ最高だった
  2. 5/7(水) 高西コーチ 女子ダブルスレッスン&ゲーム会 in 世田谷レ…
  3. テニスのルールの基本を学びたい人にお勧めの書籍「テニスのルール 審判の基本」
  4. テニスの試合に強くなりたい人が読んで欲しい漫画、「アルキメデスの大戦」
  5. HEADラケットのスタンダードモデルを使い続けて、気付いたことまとめ

関連記事

  1. テニス サーブ
  2. テニス ポジショニング
  3. テニス メンタル

    スマッシュ

    テニスにおいて、「ジャンピングスマッシュは、難しく無い!」ことを証明します

    ジャンピングスマッシュ、テニスの試合において花形のフィニッシュですよね…

  4. テニス メンタル

    スマッシュ

    スマッシュ練習で必要な奥に深く打つ意識は、まずは「アウトを怖がらない姿勢」から養おう

    スマッシュのレベル、はどこで測るのか。私は一つの基準として、し…

  5. テニス ロブ

    スマッシュ

    スマッシュをしっかり振り切れば、相手はロブという選択肢が無くなる

    スマッシュが苦手な人は、どうしても打とうとして任せる・・・ハイボレーで…

  6. テニス スライス

    スマッシュ

    「スマッシュを打ちこまれても慌てない!」返球スキルを上げる4つのポイントとは?

    ダブルスの試合では、ロブ対スマッシュの構図が試合の場面では頻繁にありま…

特集記事

  1. テニス メンタル

    ダブルス

    サインプレー、はリズムを作る為に必要
  2. ボレー

    ハーフバウンドの低いボールを、すくい上げようとしても上手くいかない
  3. ダブルス

    ポーチに出られないコツは、シンプルに〇〇
  4. テニス リターン

    ストローク

    「フォアハンドストロークの高い打点」をテニスの試合でしっかり打ち切るためのポイン…
  5. テニス メンタル

    メンタル

    テニスで「試合前の緊張」と上手く向き合う5つの方法
PAGE TOP