目次
俺が高校でテニスを始めた時、バックハンドストロークは片手だった。
それはなぜかと言うと、まずスライスを習ったから。
「バックは繋げ!フォアは打てっ!」
こんなテニスでスタートしたから、片手バックスライスをまずは覚え、それからトップスピンを練習という順番なので当時は皆、片手バックハンドばかりだった気がする。
「片手バックから両手バックへ」テニスの技術は終わり無き模索の連続です
でもなかなか上手くいかず、バックハンドはほぼスライスで繋ぎまくるという状態。
上手くいかなかった理由は今思うと、いくつか考えられる。
まずはスライスの安定感に依存してしまったこと
苦手意識丸出しのバックだから、威力はないけどミスが少ないスライスは俺にとって安心なショットだった。
その結果、スライスでしか打てないような、食い込まれた打点で打つ事が多くなり、結局トップスピンの打点を使えずスライスから抜け出せなかったのだ。
高校卒業してからテニスコーチしながら選手活動を始めてから、手首の怪我のせいで半ば強制的に両手バックをスタートさせた。
両手バックの打点は、片手のバックハンドトップスピンよりも打点の幅が広い。
なので、片手バックよりかは、何とかトップスピンが打てるようになったかな・・・。
それをキッカケに、20歳の時に両手バックハンドストロークへ変更した
スライスは片手のままだけどね。
でももちろん両手バックでも苦手は苦手だったね。
そこから徐々に本来の打点が分かってきて、打点が前に移動していって、現在はかなり安定感ある両手バックハンドストロークが打てるようになっただけでなく、前の打点を掴んでからは、片手バックでトップスピンも打てるようになった。
なんだ、フォームに問題があったんじゃなくて、打点が悪かったのか。
意外と気付かないでフォームばっかり考え込んじゃうから、気を付けよう!!
この記事へのコメントはありません。