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誰しも試合に出ている人は、どこかで「認められたい」と思っている。
だからこそ、しっかり結果を出したいと頑張るし、それは自然なこと。
でも、その欲求自体が強すぎると・・・達成したときに、一気に脱力してしまう。
皆さんも常に、テニスの試合に出続けながら意識して欲しい問題です。
これで良いと思った時点で、テニスの成長は止まる
1.学生の皆さんは、周囲の接し方に敏感になる
私も経験があります。
天狗になる・・・いや、なりたくてなる天狗はいないのですが、周りが大きく自分を変えていくときがある。
それは、中学高校と影響されやすい多感な時期にこそ、起きやすい問題なのです。
ちょっと県内で成績を出すと、周りが褒めてくれる、認めてくれる。
それをきっかけにもっと頑張ろう!という気持ちにもなりますが、「まぁこれだけ認められたんだから、もう良いかな・・・」という気にもなる。
自分と向き合いながらテニスをしていないと、つい周りに影響されてしまう・・・のが、人間です。
2.他人から認められても、自分で認めてはダメ
厳しいようですが、自分で自分を認めたら終わり。
たまに褒めてあげるくらいは良いでしょうが、「なりたい自分になってしまった」と感じたら、もう選手としては終わりが近いということ。
でも、実際にテニスの試合で結果を出している人はそれが継続出来ている。
周りの人がどんなに認めても、自分は認めない。
その強い精神こそ、テニス選手としての強さになっていくのです。
3.自分の採点は、常に20点をベースに
自分の物差しは、自分で目盛りを決められる。
周りが頑張ったね、と言っても、自分の物差しの目盛りではどうなのか。
試合で結果を出している人って、普通の人の80点が20点くらい。
20点くらいの自己採点だから、どんどん、上達していく。
テニスに限らず、必要な考え方ですが・・・まぁ、なかなか出来ませんよね。
みんなが出来ないから、チャンスがある。
そう考えてみると、自分の物差しの目盛り、変えてみようという気になりませんか?
「認められたい」という承認欲求は、テニス選手として大事。
やっぱり試合に出て勝って嬉しいのは、周りが反応してくれるからですよね。
無人島で2人でシングルスして勝っても、別に・・・・でしょう。
だからこそ、周囲の人との向き合い方、自分の欲求との向き合い方、考えてみて下さい。
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