テニス メンタル

ストローク

「ラリーが続かない」「バコバコ打って、勝つ気が無い」という部活に嫌気がさしている方へ

アンケートにご協力頂き、約120件の皆さんに回答頂きました。

中でも、高校や大学の部活で頑張る方の悩みで多かったのが、コチラ。

自分は試合に勝ちたい、頑張りたいと思うけど、周りがやる気が無い、勝つ気が無い。

結果的に練習が出来ない・・・と悩んでいる皆さん、私も一緒に悩んでみたいと思います。

非常に難しい問題です、正解は無いと思います。

あくまで、私の意見として書いてみます。

 

「ラリーが続かない」「バコバコ打って、勝つ気が無い」という部活に嫌気がさしている方へ

 


 

1.アナタ自身、「環境を変える」ことが突破口になる

結論から。

まず、部活を一定期間、離れてみましょう。

アナタ自身、外に出る。

他の学校の練習に参加したり、今までの部活とは違う環境でテニスを出来るような場所、探してみましょう。

「は?学校の部活以外、出来るとこ無いし・・・」と思った方、それが自然です。

でも、少し勇気と知恵を出せば、きっと行動は興せるはず。

部活の先輩、家族や友達、何でも使って良い。

最初から上手くいかなくても、「何かアイツ、頑張って探してるな」というメッセージが伝われば、周りが助けてくれる。

「いや、そこまでしなくても・・・」という人は、そこまでの人。

今まで通りの部活で、周りにイライラしながらやるしかない。

厳しいですが、自分で環境を変えるチャレンジをしていくのも、テニスの実力の一つなのです。

部活の中にいては、その部活のことが客観的に観れなくなる。

高校生の皆さんは、それが普通だし当たり前。

でも踏み出せば・・・何かが変わるかも知れませんよ。

 

2.「話して伝わらない」なら、別な何かをやるしかない

たくさん頂いたアンケートの中に、「ラリーをつなげることの重要性、話しても伝わらないんです」という内容も多かった。

皆さんすごく真面目に、頑張ってチームを強くしようとしていて頭が下がります。

ですが・・・なかなか他人を変えるのって難しい。

そう、必要なのは話して伝える、という手段からの「別な何か」です。

私なら、とにかく試合に出る機会を増やす、練習試合でも良い。

バコバコ打つテニスで勝てない、負けるという経験を、しっかり積んでもらうのも大事でしょう。

気付いて変えていく、というのが強くなるテニス選手。

試合をやらない選手に、なかなか何を言っても難しいでしょう。

部活には、色々な目的の人がいる。

それが日本の部活、なんです。

 

3.チームが一つになる、というのが「部活」のゴール・・・?

賛否両論、あえて書きます。

日本では、学校でスポーツをやろうと思えば部活しかない。

大学では体育会、サークル、とある程度目的によって所属を選べますが、高校までは難しい。

テニススクール、という手もありますけど、ちょっと例外ですよね。

つまり、「本気で試合に勝ちたい」という生徒、「何となく楽しくやって、ストレス解消」したい生徒、が一緒のチームになるしかないのが「部活」なんです。

何が言いたいかと言えば、仕組みが悪いのであって生徒本人が悪い、個人の問題に落とし込むのは難しいということ。

じゃあ、どうするのか。

思い切って、チームの中で分けても良いと思うんです。

試合に勝ちたい人は、こういう練習をやる。

何となくストレス解消したい人は、こういう練習をやる。

どちらも、認めて居場所を作ってあげる。

本人に決めさせて、決断させる。

というのも、新しい部活のスタイルでしょう。

もちろん、試合に勝ちたいということを自分で決めた選手の練習は、激しく厳しいですよ。

ハッキリさせた方が良い、と私は思うんです。

 

日本中の学校、が悩んでいる問題だと思います。

キャプテンに顧問の先生、みんなが悩んでいる。

何も手を打てない、のであれば、今回の私のアイデアがもしかしたら活きるかも知れない。

あくまで一つのアイデア、ですから。

また皆さんのご意見もお待ちしつつ、この問題には常に向き合っていきたいと思っています。

ピックアップ記事

  1. 【重要です:視聴者アンケート】ご協力のお願い
  2. 水で濡らして絞って振れば、何度でも冷たくなるタオルが使える
  3. 暑くも寒くも無い時期には、「アームカバー」で体温調整を
  4. テニスのコーチ、指導者の方にオススメしたい、「ボトムアップ理論」の名著
  5. テニスの試合に持参すると便利な、折り畳みチェア3選

関連記事

  1. テニス ストローク

    ストローク

    速くて低いショートクロスのストロークは、物理的に入らない

    ストロークで自滅する人。並行陣、を苦手にしている人はすぐ分かり…

  2. テニス 粘り

    ストローク

    短く浅いボールが苦手な人は、ストローク時の「ポジション改革」が必要でしょう

    ストロークラリーの中で、浅いボールに苦手意識が強い方。こういう…

  3. テニス ストローク

    ストローク

    アナタにとって、「バックハンドストロークの試合の中での位置づけ」は、ハッキリしているだろうか?

    「とにかくまずは、相手のバックハンドを狙え」というのが、テニスの試合で…

  4. テニス バックハンド

    ストローク

    片手バックハンドのショットは、思っている以上に「横スウィング」になりやすいので注意が必要

    片手バックハンドのボレー、ストロークを試合で使う方は多いと思います。…

  5. テニス ストローク
  6. ストローク

    「ボールの変化は最小限で」テニスのライジングショットは高地のコートだとより有効に

    夏に合宿を行ったテニス部は多いと思う。いつもの学校のテニスコー…

特集記事

  1. テニス ボレー

    ストローク

    打点が身体に近い時は、ラケット動作を止めてブロック返球を
  2. テニス メンタル

    戦術

    「省エネテニス」に必要なテニスの試合でのボールスピード、コースのコントロール術
  3. テニス ボレー

    戦術

    テニスの試合で、崩れた相手に確実に勝つ方法4つ
  4. テニス メンタル

    メンタル

    「他競技の名勝負から学ぶ」テニスのメンタルトレーニングにお勧めの動画5選
  5. テニス メンタル

    その他

    テニスがプレー出来るというのは、「当たり前」では無いということ
PAGE TOP