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家を離れた時に、日記を付けるようにしている。
と言っても、こういうコラムみたいに「誰かが読んでくれている」って感じると、毎日でも書けるんだけど、他の人には見せない前提で書いている日記だから、なかなか筆は進まない。
だから2日に一回程度、ちょこちょこっとその時に感じていることを記す程度だね。
「日記ってスゴイ」テニスの試合で強くなるには、自分を見つめ直し続けること
でも、3カ月アメリカ行った時の日記、スペインに1年以上滞在した時の日記を読み返してみると、かなりためになることが書いてあるんだよ。
別に良い事を書いた訳じゃないんだけど、海外へテニス留学した時によくある、「想像と違った現実」に直面してダメになっていく俺、そこから良い方向に向かって這い上がろうとする俺、そして何をキッカケに成功へ結び付けたかが、まとめて日記を読み返すと見えて来るのだ。
自分自身のどん底から這い上がるパターンが、そこには記されている
それって凄い重要なことなんだよね。
皆、夢や希望を持ってテニスに取り組んでいるでしょ?
そんな夢や希望を見失ってしまうくらい、自分のテニスがダメだったり、結果に結び付かないこともあり得るどころか、テニスやっている人の殆どが、結果になかなか繋がらず、もがき苦しむ時期を経験している。
自分のどん底からの成功パターン・・・これが日記の中から発見出来たんだけど、そういう自分自身を客観的に見られる時って、俺の場合家じゃなくて、遠い異国の地だったり遠征先だったりするんだよね。
ま、書くのかどこでも良いけど、何日かに一回、現在の自分の状況を客観的な目線で観察して、何かに記しておくとそれが将来、自分にとって大事なデータになると思うよ。
とりあえず、これを読み終わった人はちょこっと書いてみよう。
■引用元
元プロテニスプレイヤー 高西ともからのメッセージ