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テニスを始めて2~3ヶ月、あるいは1年経った。
でも周りと比べて全然上達しない・・・と悩んでいる方、たくさんご質問頂きます。
私自身も、自分が上達していないなと感じる時期はもちろんありました。
そんなときに何を考えていたのか。
今でも、上達していない・・・と感じるときがありますが、今回は高校時代を思い出しながらポイントを整理してみました。
皆さんの何かのヒントになればと思います。
「一生懸命テニス頑張っているのに、全然上達しない!」という人は、チェックすべき4つのポイント
1.「上達」を可視化出来ているか?
テニスにおいて、「上達」って何でしょう?
陸上競技のようにタイムが出る訳でも無いし、リフティングの回数でも無い。
対戦相手あってのテニスでは、そもそも上達を測る目安が難しい。
それを可視化するには、何かしらで数値化していくのが一番。
サーブの入る確率、ストロークを安定して打てる確率、それから相手に勝つ確率。
毎回の練習で、少しずつで良いのでテニスノートに記録してみましょう。
数字で書き出さない限り、自分の成長や上達を確認することは出来ません。
2.上達スピードには個人差がある
「周りと比べる」ことは、時に危険です。
ものすごく身体能力が高い人が一緒にテニスを始めて、同じスピードで付いていくのが難しいときだってある。
アナタには、アナタの成長スピードがあることを理解しましょう。
速いショットが打てるようになる、のは少し先かも知れない。
周りと比べるのではなく、あくまで昨日の自分、1ヶ月前の自分、と比べるのが大事です。
3.「一生懸命さ」を売りにしていないか?
一生懸命、大いに結構ですが、それはアナタ自身の感覚でしかない。
もっともっと、新しく効率的な練習はあるかも知れません。
視野を広く、他の学校やスクールではどんな練習を、どんな意識でやっているのかを常に意識しましょう。
一生懸命やっていれば、上達しないのは仕方ない・・・って、敗者の理論。
厳しいようですが、アナタ自身もっと貪欲に行動を興していく必要があるでしょう。
4.試合に勝つためのテニスを養えているか?
上達を測る為の最後のものさしは、試合です。
試合結果が付いて来ないと、結局は自信になるような上達は感じられない。
もう一度、日々の練習が試合に活かせるのか?
その力が養えているのか?について考えて変えていきましょう。
そう、変えていくのが大事なのです。
練習時間、環境、全て限られている中で、みんな工夫してやっている。
一生懸命の基準だって、みんな違います。
頑張っているなら、自信を持って良い。
今回のポイントを整理しながら、ぜひ自分の「一生懸命」と向き合ってみて下さい。