ダブルス

ダブルスの試合、ペアとの話し合いは「事実確認、背景予測、対応提案」の順で考えると試合に勝てる!

何だか難しそうなタイトル・・・と思った方、すみません。

私の書き方が堅過ぎてそう感じられたかも知れませんが、実際にやることはシンプル。

ダブルスの試合では、ポイント間にペアで話し合いが出来るので、ここをしっかり有効活用していきましょうというお話。

きっと、ポイントさえおさえれば10秒以内で試合に勝てる、勝利を呼び込めるコミュニケーションが確立出来るはずです!

 

ダブルスの試合、ペアとの話し合いは「事実確認、背景予測、対応提案」の順で考えると試合に勝てる!

 


 

■シンプルに、順番に考えていきましょう

 

1.まずは「事実確認」

相手の情報を、ペアでしっかり共有する。

「デュースサイドの選手は左利き」

「アドサイドの選手はバックハンドは全部スライス」

「ネットプレーは、ほとんど仕掛けてこない」

「セカンドサーブは、自分たちから攻撃出来そう」

という情報を、お互いでしっかり確認しておきましょう。

あくまで、強そう、弱そうではなくて「客観的な事実」を確認しておくことが大事です。

 

2.「背景予測」をしてみよう

1.で得た情報を元に、仮説を立ててみる。

「バックハンドがスライスだけ、ということはきっと苦手意識が強い」

「このペアは、デュースサイドの選手がリーダーシップを取ってそう」

という感じで、相手ペアの背景について考えてみる。

あくまで予測なので、多少の勘違いは全然OK。

まずはしっかり、得た事実を整理して過去の自分の経験等にあてはめてみて、予測してみましょう。

 

3.「対応提案」はお互いで

2.までの予測が立てられたら、あとは対応策を考える。

自分たちのペアの出来ることから、有効な手段を考えてみて提案してみましょう。

苦手なところを攻撃していくことはもちろん、作戦は相手にばれても良いので思い切ってやること。

ここに迷いがある、ペアで温度感が違うと試合の流れを引き寄せられない。

しっかり決断して、あとは行動あるのみ、です!

 

作戦勝ちが出来るダブルスペアは、しっかりポイント間でこういう話し合いが出来ている。

何も、1ポイントの間で全部話そうとしなくてOK。

チェンジコートの時間もありますしね。

少しずつ小出し小出しで、まずは相談していきましょう。

こういうのも、一つの慣れです。

しっかり意識して、ダブルスペアで話し合う習慣を付けていきましょう!

ピックアップ記事

  1. 全日本テニス5回優勝!佐藤博康プロにボレーのコツを聞いてみた①
  2. テニスの試合で「足裏の皮膚が荒れてしまう方」にオススメな、皮膚保護専用クリーム「…
  3. TOALSON(トアルソン) スイートエリアラケット、これは使える
  4. 暑くも寒くも無い時期には、「アームカバー」で体温調整を
  5. ベイビーステップ 46巻 は、シングルスの試合の駆け引きの描写が秀逸

関連記事

  1. ダブルス

    テニスのダブルスの試合で「リターンダッシュが得意」な相手への有効な対策5つ

    ダブルスの試合でサーブ&ボレーをしていると、リターンの上手い相…

  2. ダブルス

    「ダブルスの連携術」はテニスの試合の中での優先権の確認から!

    ダブルスで大事なことは、パートナーとの連携。その連携プレーを利…

  3. テニス 攻撃

    ダブルス

    ダブルスの試合で、「センターのボールに2人で反応は悪いこと?」では無く、とても必要なことです

    ダブルスの試合では、センターへの攻撃に耐えないといけない。並行…

  4. ダブルス

    ダブルスで前衛がポーチに出ても、決まるとは限らない

    ダブルスの試合、アナタが後衛でプレーしているとき。味方の前衛が…

  5. テニス ダブルス

    ダブルス

    草トー女子ダブルス大会の壁、「デッドゾーンの魔術師」への対抗策とは?

    学生の皆さんは、もしかしたら経験が無いかも知れない。一般の方、…

  6. テニス ストローク

    ダブルス

    ダブルスの試合は、「俺がやらないと!」と気負ってしまった時点で厳しくなる

    私も、責任感が強い人は大好きです。「俺が何とかしてやるんだ・・…

特集記事

  1. テニス メンタル

    ボレー

    バックハンドボレーが上手くいかない人は、「身体が倒れないようにお腹を前に出してい…
  2. テニス フットワーク

    ボレー

    身体の正面のボレーを、バックボレーで返球する為の必要な意識4つ
  3. テニス ボレー

    テニススクール

    知っておいて損は無い、私が考える「良いテニススクールの選び方」について
  4. テニス ストローク

    フットワーク

    錦織選手のストロークウォーミングアップ、で改めて気付くこと
  5. テニス 目

    戦術

    テニスの試合では、前傾姿勢よりも胸を張って視野を広げていこう
PAGE TOP