テニス メンタル

その他

「笑っちゃうくらい面白い」とテニスの試合で感じれるようになれば・・・

「笑いながらプレーしてるね。」

よくそう言われる。

確かにテニスのプレー中にニヤニヤしてしまう癖があり実際、現役時代の試合中に相手から、「おいっ!真面目にやれよっ!」って怒られたこともある。

 

「笑っちゃうくらい面白い」とテニスの試合で感じれるようになれば・・・

 


 

ま、その時は笑っていたのではなく、眩しかったのがニヤついているように見えただけなんだけど。

でも最近は確かに笑っている。

笑ってしまうのだ。

楽しくて。

別にふざけてやっているわけではなく、真剣にやっているのだ

じゃあなぜ笑ってしまうのかと言うと、真のテニスの楽しさを感じられるようになったからだと自分では思っている。

まぁ相手としては気持ちの良いモノではないので、当然仲間内で遊びテニスをする時だけ、笑うのをガマンしないでニヤニヤとボールを打っている。

でもずっと笑っているわけじゃない。

じゃあどんな時に思わず笑うかと言うと、相手との駆け引きをしている時

例えばダブルスで俺がポーチ出るか出ないか動いているのを、相手がジッと見て思わず目が合ったりすると笑ってしまう。

こっちがボレーヤー相手にパス打つ時も、よくニヤついていると言われるし、大事な場面で俺がサーブ打つ時も頬が緩むのが分かる。

その時俺の頭の中では、それまで行った過去のポイントのデータを思い出して、目の前の相手選手の行動を予測する

でもただ予測して当てるだけでは面白くないから、その予測したデータを基にして裏をかいてやろう・・・なんて瞬時にサプライズを思い付くと、思わずニヤリとしてしまうのだ。

分かるでしょ?何か仕掛けをした時のワクワク感。

結局テニスってそういうスポーツなんだよ。

ネット挟んだ相手との戦い。

技術の競い合いだけじゃあ面白くないのだ。

ドッキリを仕掛けて引っ掛かった時のことを想像して、笑うのと同じように俺もプレー中に笑うのだ。
 



 

でもドッキリに引っ掛かってくれなかったり、「そんなの気付いてたよ」と言われると凄いがっかりするでしょ?

テニスのプレー中も、ニヤニヤしながら仕掛けるんだけど、それがバレバレで裏目に出たりすると、ホントにショック・・・。

でもまたその「気付いてた」という事をまたデータに加えて、次の仕掛けを考え直し、良いのが思い付くとまたニヤリとする。

テニスは本当に面白い。

ニヤリ!

 

■引用元
元プロテニスプレイヤー 高西ともからのメッセージ

ピックアップ記事

  1. テニス選手に必要なプロテイン摂取は、便利なブレンダーボトルで
  2. 寒くなる前に購入マスト、なテニス選手に最適なベンチコート3選
  3. テニス選手の熱中症・痙攣対策に、ミニクーラーボックスは必需品!
  4. 素振りでパワーアップを図るなら、「バナナウェイト」を使ってみよう
  5. 【ご報告】YOUTUBEチャンネル、公開しました!

関連記事

  1. テニス ハードコート

    その他

    「いよいよ来週開幕!」テニス好きなら楽天ジャパンオープンに足を運んで欲しい5つの理由

    開幕が迫ってきました、楽天ジャパンオープン!テニス好きならこの…

  2. テニス 駆け引き

    その他

    テニスの試合で予測をするときには、「逆を突かれても対応できる」相手かどうかをまず確認したい

    対戦相手の実力は測るとき、特にシングルスの試合では慎重になる。…

  3. その他

    テニスの試合の現場では、「残像を残さない」ようにしないと絶対にはまってしまう

    試合でミスが続くとき。それって、やっぱり何かを引きずっていると…

  4. テニス 確率

    その他

    テニスノートを使って、「テニスの試合の勝率を上げていく」シンプルな方法とは?

    毎日練習や試合の後にテニスノートを付けているけど、「これが効果あるのか…

  5. その他

    勉強でも仕事でも、テニスでも強い人は〇〇

    読者のみなさんは、恐らくテニス中心の生活の方が多い。もちろん…

  6. テニス 観察

    その他

    興味が無いこと、湧かないことに、チャンスは転がっている

    新しいことに挑戦したい、自分を成長させていきたい。そう考えてい…

特集記事

  1. ダブルス

    テニスの試合でダブルスを勝利に導ける前衛とは、「汗をかける前衛」である
  2. テニス 部活

    その他

    明日、大一番の試合があるなら、「今まで自分に関わってきた全ての人の為に」戦い抜こ…
  3. テニス 調子

    戦術

    テニスの試合で調子が良いときこそ気を付けたい、「得意なショットとコース」に固執す…
  4. テニス サーブ

    サーブ

    重たいサーブを打ちたければ、相手に背中を向けてトスアップしてみよう
  5. テニス 大学

    日々の雑記

    私はこれからも、試合に出続ける「生涯現役選手」を、精一杯応援し続けます
PAGE TOP