テニス サーブ

サーブ

風が強く吹く中で、「サーブを安定させる」ために必要なコツ4つ

目次

強風の中での試合、テニスなら多いですよね。

これが苦手だと、アナタはずっと「不安要素」を抱えながら試合に出続けていくことになる。

逆に風が吹いている環境に強くなれれば、それだけでアドバンテージにもなるかも知れない。

今回は、サーブを打つときに感じる「風」について、意識したいコツをまとめてみました。

 

風が強く吹く中で、「サーブを安定させる」ために必要なコツ4つ

 


 

1.この風は「常に吹く風」か「突風」か?

テニスコートに吹いている風、にも色々ある。

常時一定の向き、強さで吹いているのか?それとも、突風が随時発生しているのか。

この違いからまず把握しておくことで、サーブのメンタルも安定します。

常時吹いているならトスを調整しないといけないし、突風だったら少しの間止むタイミングを待ってみても良い。

うろたえない為、に自分で現場で見極めましょう。

 

2.トスは低めで調整する

いつもの練習で、風対策のトスアップも練習しておきましょう。

少し低めで、クイック気味に。

焦って打つ、のではなくしっかり身体は下半身を使いながら。

トスアップして、自分が膝を曲げて沈み込むようにすると、とてもコンパクトで風の影響を受け辛いサーブになります。

ぜひ試してみて下さいね。

 

3.風下ならフォルトするくらい、大きく打とう!

風下の方が、サーブは楽です。

なぜなら、少し大きめに打っても押し戻されて入ってくれるから。

風が吹いていることをプラスにとらえて、「よし、風下からしっかり大きく振っていこう!」と思えたら勝ち。

実際に、風下からはサーブ、打ちやすいですよ。

 

4.風上からは風に「乗せてあげる」

問題は、風上。

これは有利なようで、実はコントロールし辛い。

ちょっと打っても伸びていく、ので、風に自分のサーブを乗せてあげるくらいの感覚で良い。

スライスサーブ、を少し弱めに打ってみる。

スピンサーブも回転量多めで、スピードを出そうとしない。

力を入れた瞬間に、風上からのサーブはまず入りません。

 

コツというよりも、考え方、ですかね。

風が吹いているだけで、弱音も吐いてしまう・・・のって、テニス選手としてダサいですよ。

条件は、相手も同じ。

だったら準備力で、勝てる試合を増やしていきましょうね。

ピックアップ記事

  1. 男子シングルスの試合を戦い抜くなら、大量発汗にも耐えうるタオルチョイスを
  2. プッシュアップバーを使って、テニスに必要なトレーニングを効率化しよう
  3. ミズノ社製のアイスマットを使えば、夏場の厳しい試合も乗り越えられるはず
  4. 冬のテニスのマストアイテム、手袋選びは勝利への近道
  5. テニスのルールの基本を学びたい人にお勧めの書籍「テニスのルール 審判の基本」

関連記事

  1. サーブ

    正射必中、サーブも同じ

    ふと、高校時代を思い出して…。私の高校は、テニスコートの隣に…

  2. テニス サーブ

    サーブ

    「やってみたら、勝てる可能性アップ!」シングルスの試合でサーブ&ボレーが有効な対戦相手の特徴4つ

    シングルスの試合でのサーブ&ボレー、皆さんは1試合に何回くらい入れます…

  3. テニス ストローク

    サーブ

    リターンで最初から下がっている相手に、深く強打のサーブは無意味

    全仏オープンでも感じましたが、私たちの試合でも必要なこと。それ…

  4. テニス 攻撃

特集記事

  1. テニス 試合

    メンタル

    試合に出る勇気がある人は、他人からの評価を受け入れることが出来る
  2. テニス ストローク

    シングルス

    バックハンドは「クロスに振り切る!」と決めておくだけで、シングルスの試合は楽に戦…
  3. テニス トレーニング

    テニス知識

    一人でも出来る、テニス選手に必要なトレーニングで鍛えよう!
  4. テニス ストローク

    ストローク

    並行陣相手でも怖がらずに、ショートクロスのときこそラケットを振り切っていこう
  5. 戦術

    土居諒太コーチ プライベートレッスン
PAGE TOP