テニス ダブルス

Q&A

読者のみなさんよりアンケートで頂いたお悩みに、私なりにお答えさせて頂きます Vol.3

目次

少し時間が空いてしまいましたが、10月にて実施させて頂きましたアンケートへのお返事の続き、になります。

みなさんすごく熱心に、長い文章で書いて頂いて本当に嬉しいです。

私なりの回答で恐縮ですが、少しでも同じ悩みを持っている方のヒントになれると嬉しく思います。

 

読者のみなさんよりアンケートで頂いたお悩みに、私なりにお答えさせて頂きます Vol.3

 

Q1「コーチからフットワークで、あと1歩が足りない!と言われてしまいます」

A 「ボールに近い足から、最初は大きく動かしましょう」

こういったアドバイスは、ネットプレーで多いと思います。

ネットプレー、ボレーでは時間が無いので、ちょっとした遅れがそのままショットの質に影響しますからね。

まずは、ボールに近い足から反応して、その足を軸足に定める。

その後にもう片方の足を踏み込んでいく、基本を見直しましょう。

全てのボレーを1歩で打とうとすると、難しいですからね。

あとは、きっとバックボレーに苦手意識がある方は、バック側にボールが飛んで来ると遅れているはず。

テニスにおけるボレーは、バックが6割、フォアが4割、くらいの意識でちょうど良い。

フォアハンドボレーが遅れる、ということは少ないはず。

まずはバックハンド側に意識を置いて、外側の足から反応させることを実践してみましょう!

 

Q2「ソフトテニス経験の癖で、サーブを押し出すような打ち方になってしまう」

A 「コンチネンタルグリップで、思いっきり失敗してみましょう」

サーブを変えていくときに、失敗は付き物。

と言いますか、最初は入れようと思わないで良いと思います。

ソフトテニスと硬式テニスのサーブは、全く別物として考えていきましょう。

コンチネンタルグリップ、をまずはしっかり意識してみて下さい。

難しい方は、最初はラケットを包丁を持つような握り、で持ってみる。

そこで手のひらとラケット面が同じ向き、になったら、そのラケット面を使ってボールに回転をかけていくことに挑戦してみましょう。

手のひらを外側に向けながら、ボールを弾いていく。

この感覚は、サーブを入れようと思ったらなかなか出来ないです。

まずは思い切って失敗してみる、ボールを飛ばしてみる。

横向きをしっかりキープして、打ってみて下さい。

コツはしっかり振り切って、入らなくても気にしないこと。

ちょっとずつ、感覚が身に付いてくると思います!

 

Q3「バックハンドスライスで変速なボールを打つ相手、にはどう対応すれば良い?」

A 「バウンドさせない、ネットプレーで挑んでいきましょう!」

これは一つのアイデア、です。

バックハンドでスライスの癖球、を打つ選手は多いです、実際。

こういう選手は、シングルスが得意。

相手をスライスで動かして、追い込んでミスを誘う。

でも、きっと前に出られると辛いはず、きっとアナタが前に出ればロブが来るでしょう。

このロブを、まずはしっかり仕留めていく。

一発のスマッシュで仕留めなくても、しっかりスマッシュで打つことが大事です。

シングルスの試合は、バックハンド側にアプローチを打って前に出て、少し下がってスマッシュを打つ。

これだけで、かなり相手の自信は崩せるはずですよ。

まずいのは、ずっと後ろでの打ち合いに付き合ってバウンド後の変化に対応出来ないままに試合を終えること。

これだと相手の思うツボ、ですからね。

シングルスでも使える戦術、だと思います。

スライスって、ボレーでの返球は結構楽ですから、ぜひ試してみて下さい!

 

Q4「ポーチに出れません!!ラリーが速くなると心の中で、無理だ・・・と諦めてしまう」

A 「ポーチに出やすいのは、一番最初のボールです」

ラリーが速く活発になると、なかなか出れないですよね・・・私もそうです。

だからこそ、私が意識しているのは最初の出だし。

サーブからのリターン、もしくはその次、ですかね。

プロの試合でも、ポーチの約7割はサーブの後のリターン、です。

またはそのリターンが相手の足元に沈んで、リターン側の前衛が前に詰めてポーチする、ケースがほとんど。

つまりは、最初の段階に一番のチャンスがある、ということですね。

これは考えてみれば当然の話。

テニスは静止した状態から動き出す、プレーに入っていく。

だったら、静止した状態の直後、の方が考えたことを実践しやすいし、パートナーとも打ち合わせしやすい。

あとはアナタの決断力次第。

サーブを打つパートナーに、「絶対ポーチ出るから、そのままチェンジしよう!クロスリターンは、絶対止めるから!」と言えるかどうかですね。

 

Q5「やっぱり、バックハンドストロークでの高いボールの処理が苦手です」

A 「ベースライン後方に下がらないことが一番、です」

これは何度も繰り返し書いてきましたので、変化の無い回答ですみません。

アンケートでも、すごく多くの方がこの問題を抱えているのがすごく分かりました。

シンプルですが、やっぱりポジショニングの問題、だと私は思います。

ベースラインより下がっても、結局自分で打ち辛くしているだけ。

思い切って自分のポジションをベースライン上に設定して、深いボールが来たらライジングショットで打っていく。

この意識にプラスして、もう本当に深いボールはノーバウンドでドライブボレー、で良いと思いますよ。

特に両手バックハンドストロークの女性の方は、この方が絶対に未来がある。

落として下がって、肩より高い場所から打っても・・・相手は前に詰めているし、自分は浅いボールもケア出来ない。

本当に未来が無い、と思います。

深いボールをドライブボレーって、邪道でしょうか?

テニススクールなら、怒られるかも知れませんね。

でも私は、すごく現代のラケットとガットに合っている、合理的な打ち方だと思いますよ。

 

いかがでしたでしょうか・・・。

実際には、みなさんが悩んでいることがすごく、私のモチベーションになっています。

解決出来ているかどうか分かりませんし、そもそも文章だけですので、イメージし辛い内容が多いと思います。

ちょっとでもヒントになって、変わるきっかけにして頂けると嬉しいです。

アンケートにご協力頂いたみなさん、ありがとう御座いました!

まだまだ、回答出来ていないお悩みやご質問もありますので、更新していきますね。

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