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団体戦の醍醐味、それは何と言ってもチームの重みを感じながら戦えること。
それが国と国の威信をかけた戦い・・・となると、本当に白熱した試合が繰り広げられる。
そう、デビスカップには技術だけでなく、アナタのメンタルを鍛える為の要素が詰まっています。
改めて、名勝負と呼ばれる試合のいくつかの動画を振り返ってみましょう。
大事な団体戦の前日に観ると・・・良いイメージトレーニングになること間違い無しです!
国の威信をかけた漢のテニスの戦い、「デビスカップ名勝負」動画3選
1.オールスターの個性派ダブルスはデビスカップの醍醐味
シングルス4本、ダブルス1本のデビスカップですが、このダブルス1本が本当に大事な意味を持っています。
2001年の決勝は、オーストラリア対フランス。
共に多くの名選手を抱えていたチームですが、オーストラリアのダブルスはラフター選手とヒューイット選手。
相手のフランスも当時エースのピオリーン選手に、個性派のサントロ選手。
今の学生の皆さんは、知らない選手だと思いますが・・・。
後に監督を経験する愛国心に溢れる両者のダブルスは、本当に必見です。
■Hewitt/Rafter vs. Pioline/Santoro (Davis Cup Final 2001) AUS – FRA
2.フェデラー選手、デビスカップタイトルへの執念
数々の栄光を手にしてきたテニス界の英雄が、団体戦の初タイトルに対して並々ならぬ執念を見せた2014年。
この決勝は、まさに彼が主役となりスイスに初の栄冠をもたらすことになります。
それにしても・・・決勝で敗者となったフランス、なぜか決勝で勝てない・・・イメージが強いですね。
本当に毎年層の厚い、良いチームなんですが。。
■davis cup final 2014 france v suisse
3.応援を力に変える、応える試合をしよう!
応援はときに力となり、プレッシャーにもなります。
スペインとチェコの組み合わせとなった2012年は、両者譲らず2―2でステバネク選手とアレマグロ選手の戦いに。
熱が入る応援団、選手に応えるように、ミスの無いテニスで粘り、攻撃していく両者からは本当に「勝ちたい、期待に応えたい」という意図が見えてきます。
それでも勝つのは、どちらかのみ。
テニスは残酷なスポーツです。
■Stepanek v Almagro Czech Republic 3-2 Spain – Davis Cup Final Official Highlights
団体戦は、ときに大きな傷を負うこともあります。
ですがそれ以上に、チームを勝利に導くことが出来ればそれは大きな自信になる。
ぜひ、「2-2で自分に回ってこい!」と言えるくらい、プレッシャーと良い向き合い方ができるような選手になって下さい。
人に感動を与える試合、アナタ自身で生み出せるかどうか。
まずは日々の練習、眼の前のことから頑張っていきましょう!