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備えあれば、憂いなし!「雨の日のテニスの試合」で有効な戦い方5つ

目次

まだまだ梅雨で雨の日が続いていますが、オムニコートでのテニスの試合は小雨でも決行する機会が多いですよね。

雨・・・だとどうしても試合のテンションが上がらない、という方も多いと思います。

今回は、そんな雨の中の試合でも有効な戦い方、準備しておきたいメンタル面について書いてみます!

 

備えあれば、憂いなし!「雨の日のテニスの試合」で有効な戦い方5つ

 


 

1.相手には「低い打点」でストロークさせることが大切

雨の日はボールも重く、特に腕力で劣る女性にとっては低い位置での打点から持ち上げることはかなり厳しくなってきます。

特に、「スライス」が打てない選手にとっては、この低い打点が厳しくなってきます

相手のショットの特性を見極めて、スライスが打てないようであれば積極的にこちらはスライスを用いて、打点を下げてミスを誘うようにしましょう。

 

2.サーブは雨の特性を活かしたスライスが有効

雨の日の特徴の1つは、ボールが飛ばなくなる(上からの降水の力が働く)こと。

そこで有効なのがスライスサーブです。

ボールの飛びは雨が抑えてくれますので、少し大き目に打ってもOK。

そしてコートにバウンドしてからは、水で滑っていつもよりも効果的に曲がってくれる。

この効果的なスライスサーブを、雨の日の試合では有効に活用しましょう!

 

3.天からの恵みを活かして、「普段よりも多め」にロブを使おう!

雨の日は、どうにも試合を「早く終わらせよう」と考えがち。

そこでシングルスでもダブルスでも積極的にネットに出てくる相手も増えてきます。

ここは慌てず、ロブを高めに上げて上を向かせましょう。

雨の程度にもよりますが、これが眼に入ると意外とジャブのように効いてきます。

上級者でも、雨天時に上を向いてボールをしっかり見るのは辛いもの。

このロブを足掛かりに、同じ構えからの沈めるショットも混ぜていきましょう。

 



 

4.回転量を扱う際には、細心の注意を・・・

雨の日はガットも滑り、ボールも大きく毛羽立つのが特徴。

このコンディションは、刻一刻と変化していきます。

テニスは回転量を調整するスポーツですから、ここには細心の注意を払いましょう。

ボレーでスライスをかけ過ぎるとどうも滑る・・・というときには、あえてフラット気味に。

ストロークもスピンがかからない、ということも起きるでしょう。

こういうときの為に、実は少しフラット気味の薄いグリップも練習しておくとベスト。

試合では何か起きるか分りません。

普段の練習から、ショットのバリエーションを増やす練習をしておきましょう。

 

5.相手のメンタルの崩れを見逃さない!

これが、雨の試合の鉄則です。

心が折れたほうが負け

それがテニスというスポーツです。

特にダブルスでは、明らかにどちらかのペアが落ちている、失敗を雨のせいにしているような雰囲気が見えればしめたもの。

遠慮なく狙って、助けにきたペアのほうが空いたらそちらにも散らしていきましょう。

大切なのは、雨の日こそ確実でステディーなプレーに徹すること。

相手に崩れてもらうことを意識して、主導権を握っていきましょう。

 

天候は、誰にもコントロールできません

プロの選手でさえ、天候に左右されて敗退していく機会も多い中、一般のプレイヤーの皆さんはどれだけ準備しても、し過ぎることは無いでしょう。

そしてその準備で試合に勝つ経験が出来れば、それはあなた自身の強さになります。

このサイトを見ている方の多くが、「雨が降ってきた、良し!」と思えるくらいのメンタルを身に付けてもらえれば嬉しいです。

さぁ、まずはイメージトレーニングから始めましょう!

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