戦術

テニスのドロップショット、他の競技だと…?

目次

テニスが上手くなりたい!試合にも勝ちたい…。

そう強く考えることは大事ですが、それだけだと自分の視野が狭くなってしまいがち。

特に、社会人プレイヤーのみなさんは、なかなか練習の時間を確保するのが難しいですし、感覚を磨くのが大変ですよね。

だからこそ、私は「飛躍的に上達する方法」は何か無いかな…と、いつも考えています。

自分が過去に、得意なショットを身に付けたきっかけは、何か無かったかなと。

そう考えると、「他のスポーツ競技からのヒント」は非常に有効だったように思います。

テニス以外のスポーツを経験してきた方、または観戦してきた方は、活かさない手は無いですよ!

 


 

技術は、「例え」で上達する

みなさんも、こんな経験はありませんか?

例えば仕事で、難しい作業をしないといけなくなる。

自分が今まで経験したことが無いように感じて、苦手意識で埋め尽くされる、失敗も怖い。

でも、その仕事が「〇〇のようだ」と思えた瞬間に、飛躍的に上手く処理出来るようになる。

自信も付いてスピードも上がり、ミスが減る…。

嘘みたいな話ですが、きっとみなさんもテニス以外で経験があるはずなんです。

これを、テニスの技術習得にも活かせば良い。

難しく考えないで、「発想に気付く」ことが大事なんです。

ドロップショットとは、何か?

バレーボールで言えば、フェイント

私はテニスの前には、バレーボールをやっていました。

セッターというポジションがメインでしたが、たまにアタック(スパイク)を打つ場面もあり、自分が得点源になれるように練習した時期もあります。

ですが、決して身長が高くなかった私は、強引に力任せに打っているだけでは相手を崩せない。

だからこそ、多用したのがフェイントでした。

速く長い距離のアタックと見せかけて、前に落とす。

バレーボールはボールがコートに落ちさえすれば、それで得点になる。

出来るだけアタックと相手に見せかけて、前に落とす。

「何だ、バレーボールとテニスは近いじゃないか」と感じたところから、ドロップ系のショットが私の中でとても得意なショットの変わっていったんです。

バドミントンは、もっと分かりやすい!

バドミントンの試合を観ると、もっと分かりやすいです。

特に、シングルスの試合!

相手を前後に動かすショットは、テニスの何倍も多く多用されていることに気付くはずです。

ドロップショット、ヘアピン(ネット前のボールを相手のネット前に落とすショット)という技術が使えないと、相手を動かすことが出来ない。

そう、バドミントンの試合を観て気付くことは「エースを取るショットでない」という点です。

相手を前に動かして、その次に深いボールを打って揺さぶる、体力を削っていく。

「次はいつ、浅いボールが来るのか…」と、相手にプレッシャーをかけることも出来ますよね。

使う頻度が多い分、相手も慣れているから試合が面白くなる。

テニスの試合でも使えるヒント、たくさん見つけられるはずです。

技術系のショットは、使った者勝ち!

テニスの試合、色々なショットを使った方が強い。

もう、言ってしまえば使った者勝ちなんです。

特に、試合で。

試合で使ってみて自分で感じること、が出来るから成長出来るし悔しく感じて練習するようになる。

「自分はまだ、実力が無いから…」と思っていると、いつまで経ってもそこから抜け出せない。

と言うよりも、抜け出して外の世界に出るのが怖いだけ。

そういう先入観や恐怖心が、自分の最大の敵であることを自覚すること。

そのうえで、どうすればそれに対処出来るのか?を考えてみる。

自分の今まで経験してきたこと、テニス以外のスポーツに、たくさんヒントがあります。

ぜひ、意識して今までとは違う眼で見て、感じてみて下さい。

【まとめ】

テニスを違う目線で見てみる。

そして、感じてみる。

周りの人やコーチから教わることだけが、全てではありません。

「このショット、戦術は、例えば他のスポーツだとどうなんだろう?」と、考えてみると面白いですよ。

スポーツは、ルールを設けて人が競えるように、駆け引き出来るように工夫されています。

スポーツは、テニスは、人が作った競技ですから。

そのルールの中での工夫は、似て来るのが当然ですよね。

「例えば…」の発想を持てれば、テニスの技術は身に付いていく。

ぜひ、試してみて下さい。

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