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テニスの試合、大会に必要な危機管理項目7つ

試合の前の準備、どこまで想像力を拡げて考えられるか。

それが、準備の層の厚さ、を生むと思います。

実際に、試合会場を見てみると、ちょっとした変化に弱い人ってすごく多いじゃないですか。

アナタが思っている以上に、テニスの試合って色々ある。

出来るだけ、何が起きても動じない準備、はしておきましょう!

 

テニスの試合、大会に必要な危機管理項目7つ

 

1.強風に対する備え

試合会場で、風が強く吹くこと、ありますよね。

朝は静かだったのに、いきなり強く風が吹き出すこともありますが、備えってどうでしょうか?

メンタル的なものはもちろん、例えばコンタクトレンズを使用している人なら目が乾く。

帽子だって、飛んでしまうかもしれない。

目薬はもちろん、最悪帽子を取ってプレー出来るのか、しっかり締め付けられるサンバイザーを用意しておくのか、は考えておきましょう。

サングラスや眼鏡、を使っている方も、落ちないような工夫って大事です。

 

2.会場の自動販売機が売り切れ

これ、私も試合で経験したことあります。

近くにコンビニも無いような会場で、ドリンク切れは本当に痛い。

でも、誰のせいにも出来ませんから、しっかり多めに準備すること、が大事です。

会場にあるものって、基本期待しない方が良いですよ。

勝ち上がっていく前提、でやっぱり準備しておかないとダメです。

 

3.雨、雪に対する備え

着替えはもちろん、テニスは基本雨天でも試合を結構すると考えておきましょう。

自分の傘はもちろん、バッグを雨から守るようなレジャーシート、工夫が大事ですよね。

雨での試合で戦術的に大事なこと、は色々ありますが、しっかりとまず自分自身が体調良く戦えるように。

風邪を引かない工夫、をしっかり自分で積極的に行うことが大事ですね。

天気予報も、アテにし過ぎないことです。

 

4.痙攣に対する備え

これも、慣れている人は慣れていると思いますが、急に来るケースもあります。

私の場合、痙攣対策用のドリンクと漢方薬、は常に意識して持ち歩いています。

それからとにかく試合の前後にも、ポイント間にもストレッチですね。

水分補給はもちろんですが、事前にしっかり「痙攣するかもしれない」という危機感を持っておくこと。

これで、きっと怪我も予防出来るはずです。

 

5.貴重品の管理

これも、当たり前だと思われがちですが、意外と多いトラブルです。

私が試合を運営していても、1大会に1人は財布を無くす、スマートフォンを落とした、という人が本部にやって来ました。

当然、会場では自分で管理しないとダメ。

試合がある時にはコートに持ち込み、試合が無いときも貴重品は分けて持ち歩けるようにセカンドバッグ、などを準備しておきましょう。

何が起きても、誰のせいにも出来ないのがテニスの試合であり、大会です。

 

6.呼び出しに気付かない

試合の呼び出し、本部からの声に気付かない・・・で、棄権になる。

ようなことは少ないと思いますが、実際にそれになりかけること、は多くあるのがテニスの試合。

特に、大人数でたくさんのコートで試合を回している時には、なるべく本部近くで声が聞こえるところにいること。

それから、どうしても会場を離れる必要がある時には、ダブルスならペアに残ってもらうかシングルスなら本部のスタッフに相談しましょう。

いきなり呼び出されて、準備も出来ないままに試合に入る・・・のは、危険ですよ。

 

7.試合の帰り道、こそ注意!

試合が終われば、帰宅する。

でも、この帰り道が、結構事故が多いんですよ。

疲れていたり、負けて悔しい、メンタル的にも厳しい状態で帰る訳ですからね。

家に帰るまで、が試合だと思って緊張感を解かない。

しっかりと帰る、安全に帰宅することも、テニス選手にとって大事な仕事ですよ。

 

当たり前、だと思えることばかりだと思います。

でも、この当たり前が出来てこその、テニスの試合なんです。

勝てない人って、何かしら試合会場でドタバタ、困っている感じ、じゃないですか?

アナタは常に、そういう人を一つ上の目線から見れるように。

備えあれば、憂い無しです。

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