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テニスは足を使う。
走る・・・という意味もあるし、足のパワーを利用しないといけない・・・という意味でもある。
とにかくその足と、ラケット持つ腕を含んだ上半身の動きがマッチしていないと、上手くプレー出来ない。
「かかとから踏みこもう」苦手なテニスのショットも、下半身が使えるようになると変わる!
でもその足の使い方がまた面倒なんだよね。
足は手ほど細かい動きをしないから、「ボールに追い付く」とか「ジャンプする」「膝曲げる」程度の大まかな動きしか指令を出していない場合が多い。
でも頑張ってもう少し細かい指令を足に出してあげることで、より自分の足のパワーを利用したテニスが出来るようにしてもらいたい。
その一つが、ストロークなんかで踏み込んで打つ時に踵(かかと)から踏み出すこと
前へ踏み込んで打つ時、ただ足を出せばいいんじゃなくて、出した前足がつま先から着地するか、踵から着地するかで大きく違うんだよね。
踵から着地するように打つと、大きくスタンスを保てるし姿勢も正しく打ちやすい。
でもそれ以上に、一度踵で着地してタメを作っておいてから、一気に踵から同じ足のつま先へ踏み込むように打つとタイミングを計りやすい。
逆につま先から行くと、大きな一歩を踏み出せなくてズリズリと狭いスタンスになり、とても足のパワーなんて使う気になれない。
自分の足と言えどもコントロールするのは大変だが、ちょっと踏み込む時に「踵から着地して・・・」と意識して練習してみよう
特に苦手なショットで足が前になかなか出ない時、踵からしっかり踏み出せれば、上半身の使い方も楽になるよ。
■引用元
元プロテニスプレイヤー 高西ともからのメッセージ