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今日は、11月22日。
読んで字のごとく、良い夫婦の日だそうです。
読者のみなさんの中には、ご夫婦でミックスダブルスに出場されている方もいらっしゃると思います。
はい、私自身もそうです。
今回は、年に一度のこの良い夫婦の日に、良い機会ですのでしっかり考えてみましょう。
夫婦で挑むミックスダブルス、で勝つにはどうすれば良いのか。
少しでも役立つヒント、を見つけて頂けると嬉しいです!
良い夫婦の日(11月22日)に考えたい、夫婦で挑むミックスダブルスについて
1.現場で大事なのは、客観性
試合の現場で、大事なこと。
夫婦で出場するミックスダブルス、どうすれば試合に勝てるのか。
これを必死で考える中で、忘れて欲しくない部分があります。
それは、「客観性」を大事にすること。
夫婦でミックスダブルスに出ていると、どうしても感情的になりがち。
良い意味で、遠慮しない関係のペアは、試合の現場で客観性を失いがちなんです。
そうならない為には、コツがあります。
以前から記事でも書いて来ましたが、興味関心は「相手ペア」に向けることが一番。
これでだいぶ、変わりますよ。
2.話題の中心は、相手ペアに
夫婦でペアを組んで試合をしていると、ついお互いのプレーにばかり目がいきがち。
「いつもより、調子悪そうだな」
「なんだかサーブが、いつもと違うな」
みたいに、お互いを知っているがゆえに、注意深く見てしまいがちなんです。
それも一つの大事な要素ですが、そこばかり考えていると心配や不安ばかりが募って来ます。
それよりも、もっと相手について観察する、話し合う。
自分たちのことは、もうお互い理解しているし、良いじゃないですか。
ポイント間の会話も、対戦相手について話してみる。
「向こうも、夫婦みたいだね」から始まって、「女性は完全に、男性任せだね」という感じで予測してみる。
すると、自分たちはより客観的に、リラックスしてプレー出来ると思いますよ。
3.コート上で喧嘩してしまうペアは、どうすれば良い?
よく、質問やご相談を頂きます。
「夫婦でミックスダブルスに出てますが、喧嘩して雰囲気が悪くなってしまいます・・・」と。
これって、考え方によってはすごく良いこと。
お互いに勝ちたい、と本気で考えているからこそ、じゃないですか。
少しだけやり方を変えれば、私はすごく良い勝つ為のエネルギーになると思いますよ。
コート上で喧嘩してしまうのは、事前の確認不足だったり、準備不足なケースが多い。
「なんでそこに打つんだよ!」という感情も、そもそも「じゅあ、こに打てば良かったの?」となるじゃないですか。
試合前に、ある程度どういう作戦で挑むのかを話し合っておく。
それでもミスしたら、「やろうとしてミスしたんだから、しょうがないよね」となるはず。
何も決めない、フワッと試合に入るからお互いに誤解と変な期待が生まれてしまう。
試合前やポイント間の準備で、だいぶ解消されるはずですよ。
4.ミックスダブルスは、女性が主役
これが、私のミックスダブルスの考え方です。
男性は脇役として、汗をかく。
でもその女性が活躍出来る土台を作る、舞台を整えるのは男性の腕の見せどころ。
私はいつも、「ミスしても、強気でいこう」というスタンスを鮮明にしています。
例えば、リターンなら相手男性が前衛にいても、どんどんストレートに打ってしまう。
ロブも、全部男性に任せないで、予め先に下がるポイントを作ってスマッシュを女性が打つ。
テニスの腕だけあれば良い、と思っている男性の方は要注意ですよ。
いかに、ダブルスとして強さを発揮するかどうか、は女性の積極性にかかっています。
夫婦で組むミックスダブルス、もまさにそれが言えると私は思います。
5.やっぱり楽しむのが基本、そのための準備を
せっかく、夫婦で出場している訳ですから。
楽しむこと、が試合に勝つ為の最高の手段だと思います。
「それが出来れば、苦労しないよ」という声、もっともです。
ここにも、楽しむためのコツが必要ですよね。
4.で書いた「女性の積極性」のも、ミックスダブルスを楽しむ一つの楽しむコツです。
男性のみなさんは、普段からテニススクールで、女性相手に手を抜かず、しっかり配球で勝負出来てますか?
これが出来ていれば、ミックスダブルスの試合も楽しいですよ。
練習を活かせる、と思えて自分の為になる、と確信出来ますからね。
夫婦のミックスダブルスは楽しんだ者勝ち、だからこそ、その楽しみ方は具体化して準備しておきましょう。
T-PRESSで応援していきたいテーマ、の一つです。
夫婦でミックスダブルス、まだまだ試合に出ている人は少ないと思うんですよね。
もしご夫婦でテニスをやられている方は、ぜひこの機会にエントリーしてみて下さい。
特に、男性のみなさん、ミックスダブルスに出ることが男子ダブルス、男子シングルスにも良い影響を及ぼすはずです。