テニス 準備

戦術

インドアコートに慣れている人は、アウトドアコートでは6割の力しか出せない

近年、増えてきているインドアテニスコート。

非常にプレーがしやすい、快適なのが特徴ですが、ココに慣れていると・・・そう。

自然とアウトドアの試合では厳しくなる。

この意識を持って練習出来ているかどうか、は大事なポイントです。

 

インドアコートに慣れている人は、アウトドアコートでは6割の力しか出せない

 


 

■インドアコートの特徴を確認しておこう

テニススクールはインドア、という方も多いと思います。

練習している中で、その特徴を把握しておくことは大事。

まず「音」が反響しやすいので、打球音が心地良い。

風の影響を受けないのでトスアップは安定するし、ロブも屋根があってボールが確認しやすい、太陽光の影響も無い。

基本的には快適で、非常にテニスのプレーがしやすい、のが特徴ですね。

 

■これがアウトドアコートになると・・・

やはり、影響は大きくなる。

風、太陽光、それか周りの風景が違うこと。

全てがアナタの負担になって、厳しい環境になることは覚悟しておきましょう。

それからもっと深刻なのは、アウトドアコートに慣れている選手とそうでない選手の差、としての「調整力」でしょう。

インドアに慣れてしまっていると、細かい調整力が鈍ってしまうのです。

 

■適応出来る選手が、悪天候の中の試合を制する

テニスの試合、完全に試合しやすい、良い環境なんて少ない。

涼しい気候でも動いていれば熱いし、曇っている天気では風も強くなりやすい。

大事なのは、細かい「自分にかかる負荷」を調整出来るかどうか。

水分補給、太陽光でのサングラスやサンバイザー、体温調整のウエア。

インドアでは必要無い要素も、アウトドアの試合では自分で判断して、自分で調整していかないといけないのです。

危機感を持って、アウトドアコートの試合は準備しておきましょう。

 

インドアでの練習が中心の人は、なるべくアウトドアでも練習機会を増やす。

テニスが出来ないまでも、トスアップを練習したりランニングして水分補給、体温調整を練習したり、身体をならしておくことも大事です。

公式戦は、圧倒的にアウトドアの試合が多いはず。

しっかり危機感を持って、またスクールで頑張る人はより意識を強く持って、頑張りましょう。

ピックアップ記事

  1. プロテニス選手を目指したいなら、英語は必須!実用的なテキスト5つ
  2. 水で濡らして絞って振れば、何度でも冷たくなるタオルが使える
  3. 「HEADのボールって、実際どうなの?」の質問にお答えします
  4. テニス選手として必要な、「オーラルケア」と栄養素について
  5. みなさんに感謝の気持ちを込めて、新しい取り組みを始めます!

関連記事

  1. テニス ストローク

    戦術

    テニスにおいて弱点は克服しようと思わず、「個性を武器にしていく」意識で強くなろう

    「○○の弱点、どうしても直したいんです」というような相談、たくさん頂き…

  2. テニス 評価

    戦術

    テニスの試合の中で、「こういう時は、こうする」と決めているプレー、いくつありますか?

    皆さんが試合の中で、「決めていること」いくつあるでしょうか?気…

  3. 戦術

    出来ていないこと、を受け入れていくことから

    今年一年、どうテニスを頑張ろうか。私自身、みなさんに負けない…

  4. テニス 武器

    戦術

    勝ち続けたければ、アンチを取り込もう

    試合に勝つ、強くなるということ。それは、すごく言い方は悪いです…

  5. 戦術

    センスとは、即ち合理性

    テニスを続けていると、何度となく「センス」という言葉を耳にします。…

  6. テニス メンタル

    戦術

    テニスでは、「ショットの呼び名」が出ると意識し過ぎる人が多い

    テニスのショットには呼び名がある。サーブ、リターンのように「最…

特集記事

  1. テニス メンタル

    ダブルス

    「ペアに任せる勇気」は、試合でなかなか持てない
  2. テニス メンタル

    メンタル

    「他競技の名勝負から学ぶ」テニスのメンタルトレーニングにお勧めの動画5選
  3. 日々の雑記

    初めての新国立競技場へ
  4. テニス サーブ

    サーブ

    セカンドサーブは、絶対にファーストサーブより遅く打たないといけない?
  5. リターン

    リターンのストレートアタック、アウトはOK
PAGE TOP