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テニスの技術で壁を感じる人は、「向いていない」と決めつけるのが早過ぎる

目次

テニスは難しい。

ラケットを使ってボールを打つ、やっていない人から観ると本当に簡単そうに観えますよね。

テニスを始めて一年、二年と経っていくうちに、壁を感じて伸び悩んでいる人も多いと思います。

特に、「俺は、○○に向いていないな・・・」と感じている人、ちょっと待って下さい。

それは一概に向いていない、とは言えないと私は思います。

 

テニスの技術で壁を感じる人は、「向いていない」と決めつけるのが早過ぎる

 


 

■「向いていない」と感じるのは最初のきっかけが9割

最初のきっかけ、テニスを始めたときに皆さん色々経験したはずです。

最初にバックハンドストロークを打ってみた。

サーブを打ってみた。

ボレーを打ってみた。

その最初の日に、「難しいな・・・」と感じたことは、何か月経っても苦手意識として付いて回る。

これは大きな問題です。

向いていない、と考えるようになるのは時間の問題。

簡単に決めつけるのには、人の弱い心理が働いているのです。

 

■「向いていない」と考えるのは、自分の弱い心

人は、何でも自分が良いように考える。

私もそうでした。

バレーボールを経験してきたから、何となくボレーは向いている、ストロークは向いていない。

そうやって考えることで自分も楽になるし、失敗したり上達しない言い訳になる。

恥ずかしいですが、そんな考えが背景にあったように思います。

つまりは、「向いていない」のではなく、ただ避けているだけなんですね。

それでは新しいことも、身に付く訳が無いのです。

 

■自分が「向いていない」と思う技術にこそ、チャンスがある!

ストロークはずっと「向いていない」と思ってきた私ですが、社会人になってライジングショットを覚えて変わりました。

それまで下がってスピングリグリで打っていたのを、前に踏み込んで打ってネットプレーにつなげるように意識してみたところ、これが当たりました。

今のようにライジングショットで打っていく選手は少なかったので、相手もやり辛そうにしてミスしてくれる。

ストロークが向いていないと思って避けていましたが、だったら工夫してみよう!と思って、色々研究したのを覚えています。

向いていない技術は、まだ見ぬアナタの未開発の技術。

ぜひ、この機会に開拓してみませんか?

 

チャンスは思わぬところに埋まっています。

アナタ自身、向いていると思う技術は一旦置いておいて、向いていない技術について考えてみましょう。

そもそも、なぜ「向いていない」と思うようになったのか。

そのルーツを思い出してみても、面白いでしょう。

向いていない技術、そのままにしておくのはもったいないですよ!

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