目次
読者の皆さんは、色々な環境でテニスを頑張って練習しているかと思います。
部活でガッツリ、サークルで週3回くらい、テニススクールで週1回くらい・・・と、頻度は様々でしょう。
ですが、必ずしも練習時間って上達のスピードと比例しない、のがテニス。
むしろ短い時間でもしっかり上達していく人、は何が違うのか。
私なりに、ポイントをまとめてみました。
「短い練習時間」でも、テニスが上達出来る人、出来ない人はココが違うと思う
1.短い練習時間で、出来ることを数値化する
以前に書いたことがありますが、テニススクールで1時間半、で打てるボールは約300球くらい。
もちろん練習メニューにもよりますが、このように自分が打っているボールの回数を測ってみると、現実味が沸いてくる。
実際に試合では、ボールを打つ回数ってすごく少ない。
であれば、打つ回数が少ないほうが、試合に近いシチュエーション、と言えるかも知れません。
たくさんのボールを打つ練習、も大事ですが、まずは自分が日々どの程度の球数を打っているのか考えてみて下さい。
そのうち、本当に集中出来ているのは?イメージ通りに打てた回数は?出来なかったなら、何か理由は?
を繰り返し、自問自答していくのが大事です。
2.全ての練習において、トライ&エラーを繰り返す
練習、とは何かをトライする場。
そこ明確な意図と根拠がある人は、短い練習時間でも成果を出します。
つまり、何かにトライをしてエラーする、を繰り返す。
失敗をしっかり練習で出来ない人って、テニスをやっている中でも何と多いことでしょう。
「だって、ラリー続けないと先輩や周りから怒られる・・・」という人、もいるでしょう。
それは良いのですが、何往復も意図の無いラリーをするのって、無駄じゃないですか?
試合でそういうシチュエーションって、ありますか・・・?と聞いてみたい。
失敗する、ことの回数を短い練習時間でも積めないと、テニスは試合で勝てるようになれません。
3.練習前に自分でしっかりテーマを決められている
コートに入る前から、上達が速い人は考えている。
自分は今日、どういうテーマを持って練習に臨むのか。
そして出来たのであればしっかり記録するし、出来なければまた違う、プランBで試してみる。
自分で研究熱心な人は、オンコート以外の時間での準備がしっかりしているのです。
「うちの部はコートも面数無いし、ボールも少ない、教えてくれる人もいない・・・」と嘆く前に、自分でどうにかしてみませんか?
中学生にもなれば、もう立派な自立した一人の人間。
練習をやらされてる・・・なんて考え、もう子供っぽいので卒業しませんか?
テニスを通じて、主体的に行動出来るようになると、きっと他にも良い影響があると思います。
テニスの上達に、特効薬はありません。
ですが工夫次第で、効率を高めることは出来ます。
テニスだけでなく、最近のスポーツは長い練習時間より、効率的で中身の濃い練習、を重視していく方向にある。
これはとっても良いことで、ぜひ自分たちの部活やチームでも、意識してみて下さい。
短い練習時間でも、絶対にテニスは上達出来ます!
■集中力は、必ず磨いて高めることが出来る力です