テニス メンタル

その他

テニスの試合は、皆さんも経験してきた「定期テスト」に似てると思う

皆さんも経験してきた、定期テスト。

中間、期末と、まさに今学生の皆さんは繰り返しているテストかも知れません。

テニスの試合と、定期テスト。

どんな共通部分があるのかな・・・と考えると、それは「出題範囲」。

テニスの試合も、準備するべきポイントは決まっていると私は思います。

 

テニスの試合は、皆さんも経験してきた「定期テスト」に似てると思う

 


 

■定期テストは、「出題範囲」が狭い

定期テストは、あくまで約2か月くらいの勉強した範囲、から出題される。

しかも授業を聞いていれば、出題する先生の傾向も見えるし、出る部分を教えてくれたりもする。

何が言いたいかと言えば、受験やセンター試験、に比べればだいぶ楽だということ。

出る部分をしっかり把握して、覚える、これだけ。

科目数が多くても、覚える部分、やっておく箇所は決まってますよね。

これってテニスの試合と同じ、だと思います。

 

■自分と近いレベルの相手なら、テニスの試合でも「最低限必要な技術」は決まっている

テニスの試合、でも同じことが言えます。

まずしっかり準備する技術は決まっている、

それは何か・・・と考えると、サーブとリターン。

しっかりとサーブを入れて、リターンを返球出来なければ「次の問題」にも進めないのです。

後はベースラインからの軌道の高いストローク、速いボールは打てなくてもしっかりネットミスをしないストロークが大事。

「ボレーは必要無いの?」と聞かれそうですが、最低限の「返球出来るスキル」があればOK、それよりもスマッシュです。

スマッシュを打つ機会の方が、ダブルスでは特に多いでしょう。

「ん?よく考えたら、結局全部必要なんじゃないか・・・?」と思った方、感が鋭い。

ですがここから、もう少し絞って考えましょう。

 

■リターンはフォアハンド、ボレーはバックハンドに絞ってみよう!

私のお勧めは、とにかくリターンはフォアハンドを鍛える、回り込む。

なぜなら初中級くらいまでの相手であれば、サーブはコントロールできない、回り込めるスピードだから。

そしてボレーは、自分の正面に飛んでくる機会が多いので、徹底的にバックボレーを練習する。

フォアハンドボレーは、もう飛んで来たら何とかなる、くらいの感覚で大丈夫。

考え方としては、あくまで「使う可能性が高く、使えば勝てる技術」に注力するということです。

 

練習では、もちろんオールラウンドで全部の技術が大事。

ですが、いざ試合になったら、「本当によく使う、使える技術は何か?」を考えることも大事です。

定期テストでは、範囲外の知識はゼロでも高得点が取れますよね。

試合でも、目の前の相手、出る大会によっては思い切り練習を絞っても良い。

定期テストのように、試験1週間前は思い切った山張りの勉強もしますよね。

テニスだって、同じです。

それくらい、少し「ずる賢いテニス」もあるということを、覚えておいて損は無いと思います。

ピックアップ記事

  1. テニスの試合で勝ちたい男子選手に、オススメのゲームウェア
  2. いつからヨネックスのシューズは、こんなにカッコ良くなったんだろう
  3. 【重要です:視聴者アンケート】ご協力のお願い
  4. HEADラケットのスタンダードモデルを使い続けて、気付いたことまとめ
  5. テニスのルールの基本を学びたい人にお勧めの書籍「テニスのルール 審判の基本」

関連記事

  1. その他

    「呼吸法で勝率アップ」テニスの試合や練習で意識したい呼吸のリズムとは

    もともと小児ぜんそく患者だった俺は、虚弱体質だった。走り回るこ…

  2. その他

    「試合に出続けながら苦しもう」スペインテニス界のトーナメント事情

    スペインのバルセロナで練習していた時、月に3大会ほどのペースで大会に出…

  3. テニス ダブルス

    その他

    「また次も試合がある」と考えるか、「目の前の試合は、二度と無い」と考えるかで成長の度合いは段違いにな…

    テニスの試合は、草トー大会から市民大会、腕に覚えがある人は国体予選や全…

  4. その他

    試合の後に、相手に感想を聞く時のマナーについて

    試合の後に、相手から感想を聞くこと。私は、このコミュニケーショ…

  5. テニス ミス

    その他

    テニスの試合に強くなる為に個性を無くす、のではなく、個性をカスタマイズしていくことこそ大事

    試合に勝てるようになりたいけど、その為には自分の「良さ」を消さないとい…

  6. その他

    「結果の出せるコーチであれ」試合で勝てるテニス選手を育成する為に

    テニスコーチを最初に始めたのは高校2年生の時なんだけど、当然それまでは…

特集記事

  1. ストローク

    強度を上げたショートラリー、出来る?
  2. 戦術

    ポジションを下げされたら、まず戻すボールを使おう
  3. テニス ミス

    メンタル

    「色々と想像して、ネガティブになってしまう人」は、自分が思っているほど失敗はダメ…
  4. テニス メンタル

    シングルス

    シングルスの試合で「お互いにブレーク合戦」になったときに、意識したいポイントとは…
  5. テニス 格上相手

    その他

    「テニス節約術」って、考えたことありますか?
PAGE TOP