テニス ダブルス

メンタル

自分が我慢して保たれる世界は、きっと幻想

目次

テニスは、一人では出来ない。

相手と打ち合い、切磋琢磨し、成長していける自分を楽しめるかどうか。

そう、この「成長を楽しむ」ということが出来れば、テニスは本当に上達が早い。

でも、実際の現実はどうでしょうか。

なかなか、自分で納得出来る練習が出来なかったり、仲間に出会えなかったり。

どこかで自分が我慢して、何かを保とうとしている感覚はありませんか?

もう、2019年も終わりです。

自分が我慢しているだけで、終わるようだと来年も…きっと同じような一年になるでしょう。

例えば、練習の前に

アナタは意志を、示せているか?

土日の練習、朝みんなで集まってショートラリーからスタート。

社会人のみなさんは、恐らく土日のどちらかで2時間くらいの練習時間しか確保出来ないはずです。

そういう場所で、みなさんは練習前にどんな会話をしますか?

どこか、「他人任せ、主催者任せ」にはなってないでしょうか。

練習の前に、自分でどういう練習をしたいのか、必要だと思っているのか。

そもそも、そういう意志はあるのかどうか。

あるのに、どこか我慢しているような自分がいるなら…それは、もったいないということです。

人と違う、それで良い

何か、自分のやりたい練習があるなら相談する。

それで良いじゃないですか。

リーダー、主催者の人と話してみて、それで意見が違うならそれでも良い。

結局、自分が我慢して何かを保とうとしている環境で、良い練習なんて出来ないです。

自分が逃げる理由にもなるんですよね。

「自分が勝てないのは、良い練習が出来ていないからだ」と、試合で感じてしまう。

こういう人、結構多いと思いますよ。

それが居心地が良い、自分にとっての実は居場所になってたりもするんですよね。

幻想を、打ち破ろう

何となく打って、何となく練習して終わる。

自分の意志は、押し込めたままで終わる。

その場合、アナタ自身の目の前に広がっている光景は、幻想だと思った方が良い。

自分に責任が無いから、ミスしても気にならないし、プレッシャーも無い。

意志を何かしらの形で示して、形にして、自分の練習に変えていかないといけない。

これは、テニス練習だけの話ではないはずです。

自分が我慢して、周りの環境を保っているなら、それは幻想。

もちろん、大変なことは分かっています。

でもそこで打ち破る勇気を持てた人が、テニスの試合でも最後に勝てる。

まずはテニスの練習から、「自分事」に変えていきませんか?

「いや、でもね…」と思う方に

上手くなりたくない人なんて、いない

テニスが上手くなりたい、強くなりたい。

こう思わない人って、いないはずです。

だからこそ、ある意味で不器用な練習で良いんです。

上手く、順調に上達しよう、なんて思わなくて良い。

自分が必要と感じた練習、どこかで得た情報を元にしてやってみる、で良いんです。

「これが良いと思うんだけど、みんな乗り気じゃないかな…」という自分の、背中を押してみる。

全てはそこから、始まるはずです。

大丈夫、みんな分かってくれますよ、アナタ自身が本気なのは。

ずっと我慢は、絶対に続かない

どこかで、糸が切れますから。

我慢は続かない、面白くない。

みなさんも、薄々は気が付いているはずです。

このままじゃ、大胆に何かを変えて上手くなることは難しい、と。

人間関係、面倒だと感じているなら…どこかで、殻を破って良いと思います。

私自身も、何度も周りとぶつかって来ましたが、その度に幻想から現実を知り、試合にも強くなって来たように思います。

テニスが上手くなりたい、もっともっと、強くなりたい。

その想いが、全てを変えていく源泉になるはずです。

テニスはチャンス、だから面白い

まぁ、テニスはチャンスなんですよ。

こういう我慢って、家庭でも仕事でも、何でもあるじゃないですか。

日本人は、我慢が大好き。

だからストレスも感じるし、それが逃げ道なって成長しない。

テニスをやっている私たちは、チャンスなんです。

テニスに対する姿勢から、練習から、変えていって幻想を打破出来るかも知れないじゃないですか。

きっとその経験は、全てに活かされるはずです。

今、みなさんがテニスの環境や練習で、何か我慢していることがあるとすれば。

それは本当に伸びしろ、でしかないと思います。

試合だけが、現実です

テニスの試合、それは現実世界。

目の前に突きつけられるもの、それが全てです。

幻想的な世界から、一気に現実世界。

そこのギャップを無くしていかないと、試合で勝ち抜くって難しいんですよね。

練習のように、我慢しているフリで何となく居心地良く終えることは、出来ないじゃないですか。

現場で強くなる、試合で強くなる、ということ。

それは全て、アナタ自身の意思表示から始まります。

ピックアップ記事

  1. テニスコーチ時代に、最高に憂鬱だったこと
  2. テニスの試合で「足裏の皮膚が荒れてしまう方」にオススメな、皮膚保護専用クリーム「…
  3. 寒くなっても清潔感は保ちたい、テニスプレイヤーのみなさんに
  4. テニスのフットワークを支える足元の秘密は、スーパーフィートのインソール
  5. YouTubeチャンネル登録200人、ありがとう御座います

関連記事

  1. テニス メンタル

    メンタル

    テニスの試合に負ける理由を、「いつまでもメンタルの弱さ」のせいにしているから、成長しない

    テニスは「メンタル」が重要なスポーツ、と言われます。確かにシン…

  2. テニス メンタル

    メンタル

    テニスで「試合前の緊張」と上手く向き合う5つの方法

    試合前は、いつだって緊張する。それはどんなに試合慣れした人でも…

  3. メンタル

    テニスで結果を出す人は、「快感」を知っている

    テニスの試合で強い人。レッスンでも練習でも、しっかりと決める…

  4. メンタル

    良くない自分を、試合中に認めることで勝機を見出す

    今日の自分は、イマイチだ。そう感じたら、試合はどうですか?…

  5. メンタル

    分からない、で諦めない

    分からないと、イライラする。そんな経験、みなさんもたくさんあ…

  6. メンタル

    タイブレークは、チェンジコートを節目に考えよう

    タイブレークに入ると、もう頭が真っ白。何をどうやって良いのか分…

コメント

    • カズ
    • 2019年 11月 29日

    その通りだと感じています。
    自分の意志を伝えていく事、勇気いりますよね。嫌われてしまうのではないか、とか。
    でも、モヤモヤしながらテニスしても良い事ないのも事実なので、勇気出したいと思います。
    ドンピシャなタイミングだったので、コメントさせていただきました。

      • tomita
      • 2019年 12月 01日

      コメントありがとう御座います。
      私自身、記事で書くだけでなく、実際に自分の身の周りで起きていることに対して、しっかり行動していかないといけないと思い書いてみました。
      嫌われるという意識ではなく、自分と意見が違う人を浮かび上がらせる、という意味でも大事ですよね。
      もちろん、そういう人を排除する訳ではなく、確認するという意味で。
      いつも購読頂き、ありがとう御座います!

  1. この記事へのトラックバックはありません。

CAPTCHA


特集記事

  1. テニス リターン

    ストローク

    フォアハンドストロークを、しっかり逆クロスに振り切るコツ4つ
  2. その他

    〇〇しないといけない、という考え方
  3. テニス メンタル

    シングルス

    「ポワーンとした、つなぐリターン」を許しているから、勝てない
  4. テニス ポジショニング

    フットワーク

    試合の中でチャンスかどうかは、「自分が立っているポジション」で違ってくる
  5. ボレー

    「足元ボレー強化法」テニスの試合で求められる即決力をネットプレーで磨くには?
PAGE TOP