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試合に負ける、ということ。
私たちは大人になっても、この経験が出来るんです。
いや、勝ちたいですよ、そりゃ。
でも私も30過ぎて感じるんですが、試合に負けるような経験って、大事だなと。
テニスを続けていなかったら、味わうことも無い経験ですからね。
みなさんも、ぜひこの部分は見つめなおして欲しいんです。
試合に負けることが出来るのも、試合に出ている人だけ
1.「負ける」ということ
普通に生活していたら、無いですよね。
受験に失敗したり、仕事でミスしたり・・・はあると思いますけど。
それでも、そんなに多くある機会じゃない、と思います。
それって、私は怖いことだと思うんですよね。
何となく、何事もなく生きていける訳じゃないですか、実際。
成功とも失敗とも自覚しない、でも・・・実際には負けている、と後から気付く。
それも、何年か経ってから「あの時、頑張っていればな・・・」と思ってしまう。
でもテニスの試合は、それが毎回鮮明になる。
試合に負ける、という経験が出来るということ。
これは、私はすごく大事なことだと思います。
2.試合に出ている人、しか経験出来ない
テニスをしていても、みんなが経験出来る訳じゃない。
試合に出ている人、だけが経験出来ること、ですから。
それも、本当に勝ちたいと思って努力を積んで、真剣勝負を挑んでいる人、です。
「試合に負ける」ことが出来る人は、そう多くないですよ。
試合に出ている人、その中でも、勝ちたいと本気で考えて努力している人ですから。
そういう人の負ける経験って、とてつもないパワーと経験値になる。
3.大きな財産は、いつだって「負けた試合」
今、テニスが強い、結果を出している人。
全てに聞いても、ほぼ同じ答えが返って来ます。
自分の転機になった試合は、間違いなく勝利した試合よりも負けた試合、だと。
あの負けがあったから、という試合が、どれだけアナタ自身の中にあるかということ。
これは、意識して積み重ねて欲しいポイントです。
既に、何試合か思い出せるものはあると思いますよ。
でも、まだまだ強くなりたいなら、足りないはず。
私自身も、足りないと感じています。
自分の中で「このままじゃ本当にまずい」と感じるような試合、経験。
4.試合で強くなる、という発想を
「でも負けてばかりで、もう嫌になる」
「そもそも、試合に出る実力じゃないんです・・・」
と感じる方も、多いでしょう。
こういう方こそ、私は上手く試合を利用して強くなって欲しいと思うんです。
「負ける」という経験は、試合に出ないと経験出来ない。
そこで初めて、感じることがたくさんあるんです。
練習も、一気に変わりますよ。
それくらい、試合に出るということは自分を変えるきっかけになる、ということ。
試合を利用して、強くなっていく。
こういう発想を大胆に持てた人は、周りを引き離して強くなっていくでしょう。
一般の方、社会人やベテラン、シニアで試合に出るということ。
これは本当に、大変なことです。
「負ける」って、キツイ経験なのは言うまでもありません。
知らない人と勝負する、というだけでもストレスですしね。
だからこそ、なんです。
その経験を活かすこと、に貪欲になりましょう。
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