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都内の中学校へボランティア部活レッスンで行ってきた。
一日、子供達と一緒にコートに立って色々と打ち方、考え方、練習の仕方をレッスンして来たんだけど、その中で一番気を付けてもらったことは、「トライしてみよう!!!」ということ。
レッスンの中で色んな提案したけど、子供達にとっては初めてのことも多かったと思う。
それをマスター出来るかどうかは今後の練習に掛かって来るんだけど、その練習の中で新しい事をどんどんトライして習得してもらいたいって思う。
「練習中、新しい事にトライしてる?」練習環境を見直すとテニスはもっと強くなる!
でもこの「トライ」って意外と難しいんだよ。
どういう風に難しいかと言うと、練習・・・と言えども自由に新しい事へチャレンジ出来るメニューは少ない。
ラリー練習はある程度相手に対して繋いであげないといけないでしょ?
ボール出し練習も、やりたいテーマに合ってたら良いけどそうじゃない場合もある。
そこで今回はラリー練習の時、ローテーションは時間交代という形にして、その時間内はとことんやるべき事を意識してもらい、しっかり新しい事にトライすることにしてもらった
ボールが途切れたらすぐさま新しいボールを出す係に出してもらい、とにかくその時間内はボールを打ち続けて、トライし続けてもらう。
そうやって気兼ねなしにトライしまくってもらうと、最初は失敗が多かったけど、徐々に手応え感じて習得できるようになり、最後はちゃんと実戦で使えるようになる。
練習では「トライ」することが必要
でも「トライ」しにくい練習環境だと、なかなか成長は難しい。
工夫して練習してもらいたい。
あっ!それから何にトライしなきゃいけないかも、ちゃんと整理して頭の中に入れとかないといけないよ。
■引用元
元プロテニスプレイヤー 高西ともからのメッセージ