戦術

「練習は試合のように、試合は練習のように」を実践する4つのコツ

テニスだけじゃない、スポーツにおいてこの言葉、よく聞きますよね。

「練習は試合のように、試合は練習のように」。

言葉にするのは簡単ですが、具体的に行動に興して、実力を養えるかどうかはアナタ次第。

そこで今回は、この格言を実行するために意識したいコツを、私なりにまとめてみました。

 

「練習は試合のように、試合は練習のように」を実践する4つのコツ

 


 

1.適度な目標設定

自分が頑張れば、「ここまでは辿り着けるだろう」という目標、大事。

何も浮かばない・・・という人は、私からの提言。

まずは出る大会で、ベスト8、これを目指しましょう。

小さい大会でも大きい大会でも良い、とにかく半年後、くらいの大会でイメージしてみる。

その為には、何回勝たないといけない、どれくらいの実力の相手を倒さないといけない・・・というのが、イメージ出来るはずです。

このイメージがあれば、自然と試合と練習が近付いていくはずです。

 

2.練習から勝った負けた、を意識する

練習でも、しっかり勝敗を意識する。

ポイント練習でも、自分が勝ったのか負けたのか、をしっかり覚えておく。

負けたなら、その改善の為にどうするのかを考える。

考えて変えていく、というのを練習で出来ていれば、自然と試合の現場でも修正力が身に付くでしょう。

試合は「自分の実力を試す場」ですが、出せないときには修正していく場、でもあります。

 

3.同じメンバーとばかり練習をしない

これはなかなか、難しい問題かも知れませんが、大事なこと。

しっかり自分から外の選手と、なるべく練習する機会を求める。

試合では、初めて会う相手との対戦も多いし、普段打ち合っていない人と、打ち合う。

そう考えると、同じ相手との練習ばかりだと、それに慣れて、他のテニスに対応出来なくなる。

部活で、しかも地方の学校だと難しいことも多いでしょうが・・・自分なりに考えて、工夫してみましょう。

 

4.試合こそ、練習のようにラリーをしようと意識してみる

私はいつも、この意識から入る。

試合って、早くポイントを終わらせようとし過ぎて、自滅してしまうケースが多い。

ラリーする、練習のようにまずはしっかり、呼吸を合わせて継続させていくことが大事。

結果的に、相手がミスしてくれてリード出来ることが多いので、お勧めです。

練習のように試合って、こんな小さいことから変わるのです。

 

言葉だけじゃ変わらない部分もありますが、ちょっとしたコツはまだまだたくさんあります。

結局は、試合も練習も、やることはテニス、変わらない。

大きく違うと意識しても、損するだけかも知れません。

試合も練習も、どんどん近付けていく意識を持ちましょう。

ピックアップ記事

  1. 会社にも持っていける、社会人にオススメのラケットバッグ
  2. アディダス テニスシューズ バリケード JAPAN がアシンメトリーで最高にカッ…
  3. テニスコーチ時代に、最高に憂鬱だったこと
  4. 素振りでパワーアップを図るなら、「バナナウェイト」を使ってみよう
  5. スピンサーブ習得の秘密兵器に、「スピンサーブマスター」を使ってみない?

関連記事

  1. テニス 準備

    戦術

    「失敗しても良いから」の言葉を、勘違いしてはいけない

    みなさんから頂いたアンケートを熟読させて頂いていて、一つの言葉が気にな…

  2. テニス フットワーク

    戦術

    「打ちやすい球が来る」と、相手は思っている

    試合で調子が良い相手って、嫌ですよね。でも、何か手を打たないと…

  3. テニス 並行陣

    戦術

    試合の現場では、「頑張ったけど落としたポイント」という発想は捨てること

    試合の中で、ガクッと来るような場面。それって、例えば長いラリー…

  4. 戦術

    「これが上達の証」テニスの試合で安定感を身に付ける為に、上達していくフェーズがある

    皆、テニス上手になりたいでしょ?でも、上手になるってどういうこ…

  5. テニス 計算

    戦術

    テニスの試合、チャンスボールをミスしてしまう人は「逆算力」が足りないだけ

    チャンスボールを決めることが出来る人、ミスしてしまう人。この違…

  6. テニス ポジショニング

    戦術

    相手を後ろに下げて「自分はコートの内側」というポイントを、試合ではたくさん作ろう

    試合の中で、ぜひ意識して欲しいポイント。ポイントが終わった時に…

特集記事

  1. テニス リターン

    ストローク

    「ミスした後のトップスピンストローク」をしっかりテニスの試合で打ち切る選手は強い…
  2. テニス 上達

    戦術

    アナタにとっての強み、弱みは、対戦相手によって変わってくる
  3. ダブルス

    相手の浅いロブは、実はドロップボレーのチャンス
  4. テニス サーブ

    練習メニュー

    試合に必要な「サーブリターンの練習」、こそ工夫しよう
  5. テニス ボレー

    ボレー

    片手バックボレー、ラケットを動かし過ぎな人は「左手意識」で解決!
PAGE TOP