テニス ストローク

シングルス

テニスのシングルスの試合で、「サーブで崩して次のボールから攻める」為に必要な意識4つ

テニスにおいて、「3球目のイメージ」という言葉をよく聞きます。

サーブ、リターン、そしてアナタが打つ3球目のボールをどう展開していくイメージで戦うか。

特にシングルスの試合では、この展開力が大きな武器になるのでしっかり身に付けておきたいところ。

攻撃のイメージがしっかり出来ていれば、サービスゲームでも自信を持って臨むことが出来ますよね。

どんな意識が必要かを、今回は考えてみましょう。

 

テニスのシングルスの試合で、「サーブで崩して次のボールから攻める」為に必要な意識4つ

 


 

■サーブはまず、相手を動かすのが目的と考える

サーブで必要なのは、しっかり相手を動かす意識。

速いサーブでも、相手が打ちやすいタイミングとコースに打っていては、3球目で攻撃できるボールは来ない可能性が高い。

相手をしっかり動かすことができれば、それだけ態勢も崩れやすくオープンスペースも出来る。

センターへのサーブは相手リターンも攻撃し辛く、左右に均等なスペースが出来ますので相手も守り辛い。

ワイド方向へのサーブははっきりオープンスペースが出来ますので、そこを活用していくのが基本的な作戦になります。

 

■相手リターンの癖を早めに見抜く

サーブでしっかりコースに打てれば、遅くても大丈夫。

きっとリターンの癖が、見えてくるはずです。

テニスにおいて、大抵試合で勝てない選手は、リターンにバリエーションが無い。

バックハンドはスライスだけ、センターへのサーブは山なりで返してくる、など、どこかに特徴と穴が見えてくるはずです。

その癖を見抜くことが、3球目で攻撃していくアナタにとって重要なミッションです。

傾向さえ分かればサーブを打ったと同時にポジションを少し調整して、「待ってました!」と攻撃していくようなポイントが増えてくるでしょう。

 

■攻撃のパターンを両サイドで最低2つ、できれば3つ欲しい

アドバンテージサイド、デュースサイドの両サイドで、作戦をしっかり用意しましょう。

ワイドに入れて、出来たオープンスペースへライジングショットで攻撃していくセンターへのサーブは思い切ってサーブ&ボレーに出る、等、どんなパターンでもOKです。

大事なのは、アナタの武器を確認しておくこと。

自信のあるショットで展開していきたいので、そこから逆算して「打ちたいショットに、相手のボールを誘導する」ような意識を持ちましょう。

この攻撃パターンが3つくらいあれば、相手も迷ってくる。

安易なリターンが出来ない、と考えれば、それだけ無理をしてミスが増えてくるかも知れません。

 

サーブに力のある選手ほど、この3球目の意識を強くすることで試合に強くなります。

アナタ自身、「良いサーブを打ちたい・・・!」という意識が強いかも知れませんが、ここは意識を変えましょう。

3球目までセットで、アナタのサーブと考えてみてはどうでしょうか?

1球目のサーブで仕留められなくても、その返球でしっかりポイントに繋げれば良い。

結果5球目、7球目になるかも知れませんが、大事なのは3球目でどういう展開で相手にプレッシャーをかけたかどうか。

試合の中で、意識してサービスゲームを行うだけで、きっとキープ率が上がるはずです。

ピックアップ記事

  1. 6/24(火) 涌井コーチ 女子ダブルスレッスン&ゲーム会 in テニス…
  2. 塗り直し不要で、男性にもお勧めの日焼け止め 「ビオレUV アクアリッチ」
  3. 大事なテニスウェアを汚したくないなら、シャープの超音波ウォッシャーを持ち歩こう
  4. メルマガ配信、登録を開始します!
  5. 【ご協力をお願いします!】テニス動画・プロ選手に関するアンケート

関連記事

  1. テニス メンタル

    シングルス

    全豪オープンでジョコビッチ選手を苦しめた「センター返球セオリー」は、シングルスで有効な戦略です

    今年の全豪オープン、圧倒的な強さを見せつけたジョコビッチ選手ですが、唯…

  2. テニス リターン
  3. テニス ストローク

    シングルス

    シコラー相手に苦手意識が強い人は、「序盤にリードして精神的に優位に立つ」ことを意識しよう

    シコラー相手に自分からミスしてしまう人。その心理を考えてみれば…

  4. テニス ボレー

    シングルス

    シングルスの試合では、これが必須の黄金パターン

    シングルスの試合、ただ打ち合うだけで戦術とか無理・・・という方。…

  5. シングルス

    シングルスの試合、「リードしているとき」にはセカンドサーブもコースを突いて見せておこう!

    セカンドサーブで、攻撃を仕掛けていく。ちょっと無謀とも思えるよ…

  6. テニス ストローク

    シングルス

    「バウンド後に外に逃げていくストローク」を打っていこう

    シングルスの試合で、求められるストローク。それは、外に逃げてい…

特集記事

  1. テニス 居場所

    ストローク

    アナタのドロップショットを、今すぐ0式に変える方法とは?
  2. テニス サーブ

    サーブ

    右利きの方は「ボールの少し右を捕らえるだけ」で、スライスサーブは簡単に打てます
  3. テニス メンタル

    サーブ

    セカンドサーブからのポイント獲得率は、50%で良い
  4. テニス ボレー

    ストローク

    低い打点のストロークでは、「顔の向きと頭の位置」でボールをコントロールできると安…
  5. テニス ダブルス

    スマッシュ

    今現在のスマッシュを「試合で使えるスマッシュ」に変えていく4つのポイントと練習法…
PAGE TOP