テニス メンタル

その他

ポケモンGOの大流行を観て感じる、テニス選手としての考え方について

皆さんの中でも、「ポケモンGO」始めてみた方多いと思います。

街中でものすごいたくさんの人、スマフォ片手に歩いてますよね。

「ゲームとテニスは関係無い」と思う方も多いと思いますが、本当にそうでしょうか?

私自身今回の社会現象を観て、感じるところがあります。

すごく勝手な意見ですが、書いてみたいと思います。

 

ポケモンGOの大流行を観て感じる、テニス選手としての考え方について

 


 

■大流行の理由は「楽しいから」よりも「みんなやっているから」

きっとゲームを始めた理由って、多くの人がこれなんじゃないでしょうか。

「みんなやっているから、何となく」

楽しいと分かって始めた人、待ち望んでいた人はごく僅かなんだろうと思います。

そりゃ街中でやっている、クラスのみんなが始めていれば自分も乗り遅れないように・・・と思いますよね。

それ自体、間違ってはいないし全然良いと思うんですが、テニス選手なら客観的に俯瞰して観る「目線」も、持ってもらいたいと思います。

そう、「みんなと一緒が、素晴らしい」という感覚は、危険なんです。

 

■みんなと同じ行動をしていたら、「みんなと同じように」しかならない

テニスに限らず、ですが、「みんなと同じ」は美徳ではありません。

むしろ「違い」を生み出せないという意味では、危険だと私は感じる。

周りがみんなやっているなら、何も考えずにそれが正しいと思えるようになってしまう・・・のは、アナタにとって良い結果を生まないでしょう。

そう、テニスの試合で勝つためには、「人と違う何か」で勝負して勝っていくしかないのです。

テニスの試合は、勝負の世界。

皆で仲良く同じような結果、とはいかないのです。

当たり前ですが、最後に笑えるのはトーナメントを勝ち抜いて優勝した選手、ただ一人なのですから。

 

■「ポケモンGO」をやっている人が多いなら、チャンスかも知れない

何かの流行に乗る、ということはそれだけ時間を取られるということ。

時間は皆に、唯一平等に与えられた価値。

これを活かすかどうかは、アナタ次第。

今学生の皆さんはゲームに夢中・・・なら、他のライバルに差を付けるチャンスかも知れない。

テニスの練習にあえて集中してみる、というのも私は悪くない選択だと思います。

「何をそんなに大げさな・・・」と思うかも知れませんが、きっとそんな細かい日常生活がメンタルの強さにつながっていく。

ゲームを楽しむのも全然OK!だけど自分を律して、テニスに対する意識もしっかり高めて行動してみて下さい。

 

周りと「違うこと」を、大切にする。

それは部活で自分勝手に行動する、やりたい練習をするのとは違います。

当たり前のようにやってきたストローク、ボレー、サーブは、「これで本当に良いんだろうか?」と立ち止まってみる。

皆さんもどこか、「周りがやっているから、自分も真似てやっているだけ」なことありますよね?

最初はそれでOK、ですが試合に勝てる選手になっていくには、次のステップに進まないといけない。

ふと、「ポケモンGO」を観て、テニスにも通じる部分があると感じました。

あくまで私の意見ですので、後はアナタ次第、です!

ピックアップ記事

  1. 暑くも寒くも無い時期には、「アームカバー」で体温調整を
  2. 寒くなる季節の変わり目に、テニスの試合で折り畳み式ブランケットは欠かせない
  3. 試合に勝つダブルスを極めたいなら、お勧めの一冊
  4. 夜のランニングのマストアイテム、蛍光色グッズで安全にトレーニングを
  5. これからの冬のテニスに最適な、ネックウォーマー4選

関連記事

  1. テニス ボレー

    その他

    「自分を知れば、自分の強みが見えてくる」ために、テニスでは他人の視点が必要です

    テニスというスポーツは、常に相手と駆け引きしながら進めていく競技。…

  2. その他

    第1回 読者ミーティング 無事終了しました!

    昨日にて、第1回 読者ミーティングを開催させて頂き、無事終了することが…

  3. その他

    試合に強い自分になりたければ、「体力テニス」は避けて通れない

    テニスは体力が必要。でも、体力を必要とするテニスをするためには…

  4. テニス 主将

    その他

    「全国で頑張るテニス部のキャプテンの皆さんへ」部員から好かれる、よりも大切なこと

    私自身、中学と高校時代に、テニス部の主将を務めさせてもらいました。…

  5. テニス メンタル

    その他

    テニス部の練習に、「大きな声出し」は必要だろうか?を考えてみる

    部活の練習中に、「ファイトー!」「ファイトー!」という声、皆さんは出し…

  6. テニス サーブ

    その他

    「全豪オープンテニスはここを見よう!」試合の現場で必要なテニス観を身に付けるポイントとは?

    今週から始まりました、全豪オープンテニス!錦織選手も初戦を突破…

特集記事

  1. テニス メンタル

    シングルス

    3セットマッチで格上相手と勝負するなら、死に物狂いで第1セットを獲りにいこう
  2. テニス ストローク

    ボレー

    脱・ネットプレー中級者、の為には「打った方向へ詰める基本」を再度徹底しましょう!…
  3. テニス メンタル

    戦術

    「ここ一番」で踏ん張れる人、崩れる人
  4. サーブ

    肘の高さが低い人は、サーブに難有り
  5. テニス ボレー

    ストローク

    「ストロークを前衛の足元に沈めたい・・・」並行陣を崩すコンパクトなストローク術5…
PAGE TOP