テニス サーブ

サーブ

「サーブ練習での的の作り方」を工夫すれば、誰でも実践的で狙う意識と成功体験を養える

サーブ練習、チームで個人で、しっかり時間を確保出来ていますか?

海外の指導者の方が口を揃えて言うのは、「日本選手はサーブの練習が足りない」ということ。

確かに部活でもサークルでも、ただ打つだけの練習になってしまうのは避けたいところ。

そこで私からの提案は、思い切って「的」を大きくしてしまおう!という内容です。

ボール缶のような小さい的、ではなくレジャーシートのような大きなスペースを的に出来るものを活用して、成功体験を積みましょう!

 

「サーブ練習での的の作り方」を工夫すれば、誰でも実践的で狙う意識と成功体験を養える

 


 

■小さすぎる的は、諦めと絶望しか生まない

缶、三角形の形にセットしたボール・・・の的って、当たります?

当たりませんよね、なかなか。

だからサーブにも苦手意識が生まれやすいし、練習も盛り上がらない。

もっと実践的で現実的な視点に立ってみると、的はもっと大きくて良い。

しっかりコースを狙う、ことがまずテニスの試合では必要なのですから。

 

■実践的なサーブは、フォアかバックか、を確実に狙えるサーブ

ダブルスであれば前衛を活かすサーブ、を身に付けておきたい。

その為には、最低限相手の「フォアかバックか」を狙った方向に打てるようにしておく。

自信を持って、セカンドも相手のコースを突くこと、出来ますか?

しっかり練習から「狙うゾーン」を意識することで、試合でも近いイメージで打てるでしょう。

ポイントは、狙うゾーンの設定を広めにしておくこと。

2メートル×2メートルくらいは、「的」となるゾーンがあって良いのです。

3球打ったら2回は成功、くらいのイメージでしっかり練習を積んで成功イメージを重ねておきましょう。

 

■慣れてきたら、徐々にゾーンを狭めていけばOK

上級者の方や、レベルが上がってきたら徐々にゾーンを狭くしていく。

実際には狭くしても、1メートル×1メートルくらいは的として残しておくことをオススメします。

この範囲に安定して打てるようにするには、どうすれば良いのか?

スピードアップだけ、ではサーブの安定感、キープ率のアップは狙えません。

まずはコントロールから、しっかり磨いて試合で使えるように仕上げていきましょう!

 

サーブの意識を変える、にはまず「サーブが楽しい!」と思えるような環境作りから。

楽しい、ということは自分のイメージ通りにボールがコントロール出来る、というのが一番ですね。

人は本気で狙おう、と考えるとやり方を変えようと考えます。

この必要性にかられる感じが、テニスでは大事なのです。

何も考えないでサーブをポンポン打っているだけだと・・・上達しません。

試合でそんなにリラックスして、打てますか・・・?

ピックアップ記事

  1. テニスコーチ時代に、最高に憂鬱だったこと
  2. ミズノ社製のアイスマットを使えば、夏場の厳しい試合も乗り越えられるはず
  3. 高音質で防水仕様のワイヤレスイヤホンは、テニストレーニングに最適
  4. テニス部・テニスサークルとして勝てる集団になりたいなら、「スコアシート」は欠かせ…
  5. 急激に乾燥する季節に、喉とオーラルケアは欠かせない

関連記事

  1. テニス ボレー

    サーブ

    サーブ&ボレーの成功率が上がらないのは、ラケット位置に問題有り

    サーブ&ボレーが、なかなか上手くいかない。並行陣に安定感が無い…

  2. テニス サーブ
  3. テニス サーブ

    サーブ

    テニスの試合では、「ダブルス用サーブ」を考えると、必要な要素が見えてきませんか?

    シングルスとダブルス、テニスでは基本的にはこの2種類しか種目はありませ…

  4. テニス サーブ

    サーブ

    サーブのトスアップが安定しない人は、「水の入ったコップ」を持つようにボールを軽く握ってみよう

    サーブのトスアップ、皆さん安定して出来ていますか?トスが安定し…

  5. テニス サーブ

    サーブ

    風が強く吹く中で、「サーブを安定させる」ために必要なコツ4つ

    強風の中での試合、テニスなら多いですよね。これが苦手だと、アナ…

  6. サーブ

    甘いサーブだと、サーブ&ボレー出来ない?

    これから、サーブ&ボレーにトライしたい。そう考えているみなさ…

特集記事

  1. テニス リターン

    スマッシュ

    スマッシュを打った後、スタンス広めで次に備えること
  2. テニス ボレー

    ボレー

    低い位置のボレーを切ってしまう人は、実はコントロールが難しい
  3. テニス ストローク

    練習メニュー

    テニスのショットコントロールを改善できる秘密兵器、「ねらってーぷ」を試してみたら…
  4. テニス メンタル

    リターン

    曲がるスライスサーブに対しては、「打点に近付き過ぎるくらい」で、ちょうど良いリタ…
  5. テニス 戦術

    ダブルス

    ダブルスの試合で、「サーブが強力な対戦相手」と対峙した時の為に、2バックの陣形は…
PAGE TOP