テニス フットワーク

その他

テニスの試合ですぐに足が疲れてしまう人は、「つま先を使い過ぎて負担が大きい」のかも知れません

テニスの試合は、実際にスタミナ勝負なところが否めません。

ですが体力がある、のと「上手く身体を使って疲労を最小限に留める」のとでは、少し違う。

普段なかなかトレーニングも難しい社会人の皆さんは、しっかり下半身の疲労を減らす為に、少し工夫をして試合や練習をする必要があります。

特に足が痛い、痙攣しがちな人は、結構つま先に体重が乗ってしまっているケースが多いようです。

一度フットワーク、体重のかけ方から見直してみませんか?

 

テニスの試合ですぐに足が疲れてしまう人は、「つま先を使い過ぎて負担が大きい」のかも知れません

 


 

■つま先体重は、それだけで疲れる

普段アナタが立っている、歩いているときには、基本的にかかとから入って着地しているはず。

つま先を使うのは最後に足が離れる部分、だと思います。

ですがテニスではスプリットステップを踏むとき、着地はつま先からというケースが多いので、そのままつま先主導でのフットワークになってしまいがち。

意識して、「かかとから」踏み込んでいくようにするだけで、だいぶ疲労度が変わるはずです。

 

■ストロークもボレーも、かかとから踏み込むと安定する!

不思議なもので、かかとから踏み込んで打つショットは安定します。

なぜかと言うと、つま先を踏み込んでいくときに微調整ができるから。

少しの左右のずれであれば、最後につま先をどこの方向に向けるかで、打点の調整が出来る。

これがつま先から入ってしまうと、ピンポイントでの打点でしか打てないのです。

特にボレーだと、それが顕著に現れると思います。

かかとから踏み込むと、最後のつま先のキックが効いてボレーにも伸びが出来ます。

 

■つま先で急停止、は足腰に負担大

皆さんも経験あると思いますが、つま先で急ブレーキをかけたときには身体全体に負担が大きい。

ダッシュを開始するときにもつま先を使いますが、テニスでは急ブレーキからのプレーが多いので、この負担を少しでも減らしたい。

どうしても・・・というときは仕方無いですが、なるべくかかと主体のフットワークに変えていってみましょう。

少しの意識の変化で、かなり疲労度は軽減できるはずです。

 

自分のテニスシューズの裏、テニスが上手い人と比べてみましょう。

すり減っている部分で、何か違いがあるはずです。

かかとや内側からすり減っていると、良いフットワークが出来ている証拠だと思います。

あくまで私の経験上のヒントですので、しっかりつま先を使った方が良い!という方もいるでしょう。

まずは色々、アナタ自身で試してみて下さい。

ピックアップ記事

  1. 「最近使い始めた、ホワイトボードみたいなのって何ですか?」のご質問
  2. テニスに必要な筋力トレーニング、リストウェイトが効果的です
  3. 読者のみなさんへ、アンケートのお願いです
  4. テニスシューズの中で、自分の足が滑る・・・ような人は、5本指ソックスに変えてみよ…
  5. + POWER CUP について

関連記事

  1. テニス 粘り

    その他

    テニス部で「なるべくボールを長持ちさせたい」なら意識したい5つのこと

    テニス部の死活問題、それはボール代・・・じゃないですかね。少な…

  2. その他

    「秘訣はニュートラルグリップ」テニスの試合で幅のあるプレーをする為に

    トップスピンのストロークでアプローチしてボレーで決める・・・なんてこと…

  3. その他

    出来ないのではなく、やっていないだけ

    色々アドバイスされるけど、出来ないことばっかり。毎回同じコーチ…

  4. テニス リターン

    その他

    真剣にテニスに取り組んでいれば、「理由無く人から嫌われることだってある」ことを覚悟しよう

    テニスの試合を勝ち抜いていけば、周りの目も変わってくる。アナタ…

  5. その他

    【終了しました】八木コーチ主催 オータムキャンプ2023を開催します!

    八木コーチ主催のオータムキャンプイベントを実施させて頂きます&#x1…

  6. その他

    試合で勝てるチームを作るテニス部のキャプテンは、「仕事を任せられる人」です

    テニス部で頑張っている皆さん、特にキャプテンとしてチームをまとめている…

特集記事

  1. テニス 準備

    戦術

    テニスにおいても、「目に見えないもの」は軽んじられやすい
  2. ダブルス

    前衛は後衛のボールを、「奪って」OK
  3. テニス メンタル

    フットワーク

    疲れてきた時こそ、丁寧に球際を処理すればミスは減る
  4. テニス ダブルス

    スマッシュ

    予測力を磨けば「スマッシュは返球できる!」テニスの試合に必要な予測力とは?
  5. テニス ストローク

    フットワーク

    テニスの試合のプレーのほとんどは、「反応」でしかないという事実
PAGE TOP