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テニスにフットワークは不可欠。
それでも、ただ足が速いだけではテニスにとって有効な武器にはなり得ないかも知れません。
むしろ、足は遅いけどそれをポジショニングでしっかりカバーできる人がいたら・・・試合ですごく、やり辛いですよね。
テニスでは、「自分のスピードはポジショニングでカバーできる!」特に社会人の方は意識して欲しいポイント
■今後の自分の脚力とスピードについて考えてみる
脚力をアップさせるトレーニングは、重要です。
しかしながら、アナタの50mのタイムをこれから急激に速くすることは難しい。
毎日ダッシュを50本やったとしても、難しい。
むしろ年齢を重ねるにつれて、ダッシュ力は衰えていくと考えるのが自然ですよね。
そこをカバーできる知識とノウハウ、考えたことはありますか?
■テニスコートは前後に広いという事実
ご存知の通り、テニスココートは前後に広い。
だからこそ、前へのダッシュ力はシングルスでもダブルスの雁行陣でも、求められます。
ただテニスというスポーツは、相手が打っている前でも動いて良い。
考え方によっては、「フライングOK」な陸上競技とも言えるのです。
このポジショニングを有効活用できるかどうかは、アナタ次第。
浅いボールが苦手であれば、浅くならないような位置で待ち構えるような意識を持てば、試合では苦手ショットを打たなくて済むかも知れません。
■テニスはノーバウンドで打ってもOK、ボレーを活用できるスポーツ
卓球は必ず台の上でワンバウンドさせないといけませんし、バレーボールは落としたら失点になります。
テニスはそのどちらも選べる、というルールですよね。
そう考えると、ノーバウンドで処理できる場所は自分で増やせる、前を潰せるということになります。
「だったろロブが怖い・・・」というのであれば、少し下がり目のネットプレーを取り入れてみる。
「沈められたら?」と考える人には、「練習しましょう」と答えます。
各ポジションに応じたテニス、技術は常に変化していくのです。
学生の皆さんは、まだまだ体力もありますし「速いボールを打ちたい!」という想いが強いと思います。
今は、それでも良い。
しかし必ず、テニスを変えていくときが来ます。
速いボールを打つということは、自分も速い判断とフットワークが求められる、ということは覚えておいて下さい。
いつかこの記事を、「あぁ、あんなこと書いてあったけど、今なら分かるな・・・」と、読み返してもらえることを信じて・・・。