テニス サーブ

スマッシュ

「スマッシュ対ロブ」のラリーが出来ないと、試合前の5分間アップで大変なことに

プロテニス選手の試合、しっかりウォーミングアップから観たことはありますか?

一般の試合でも、上の大会にいけば試合前はプロ選手の試合と同じ5分間アップが行われます。

その中で、スマッシュをロブで返球するスマッシュ側の練習がありますが、アナタはこの「受け」をしっかりプレーできますか?

 

「スマッシュ対ロブ」のラリーが出来ないと、試合前の5分間アップで大変なことに

 


 

■テニスの大きな大会の上位の試合では、5分間アップが当たり前

試合前のアップはサービスのみ、のケースが多いと思いますが、公式の大会では別。

初戦から3分、または5分のウォーミングアップが可能な場合があります。

これを想定して、しっかり心と技術の準備をしておかなければいけません。

特にスマッシュをロブであげる技術には、コツと経験がいります。

 

■自信が無いと試合前からメンタルが折れてしまい、スタートダッシュできない

ウォーミングアップで波に乗れないと、大事な試合の序盤に気分が乗っていきません。

「ロブ上げるの苦手だな・・・」というのが相手にばれてしまう可能性もあるでしょう。

相手のスマッシュがあさっての方向に飛んでばかりであればラリーになりませんが、上手い相手はしっかり打ち込んできます。

心理戦で上手を取られないよう、浅過ぎず深すぎないロブを上げる技術は磨かなければなりません。

 

■コツはスライス回転と、ラケットを上から入って抑え込む動き

スライス回転をしっかりかけることで、ロブの軌道は安定します。

ストロークよりもボレーのグリップに持ち替えて、しっかりラケットヘッドを立てて上から抑え込むことを意識しましょう。

身体を横向きに作れば、打点も顔に残ってインパクトが安定します。

普段の練習の中で、このスマッシュとロブのラリーはしっかり行うようにしてください。

 

■普段の練習から取り入れたいメニューとは?

ストレートの1対1のラリーをまず3往復。

その後はどちらが仕掛けてもOK,というようなポイント練習をしましょう。

最初の3往復は、しっかりお互いが確実に入るショットで調整すること。

この練習を積んでおくと、実際の試合でネットに出たときにも、確実に入るスマッシュを打てる自信が付き、またロブの感性も磨かれます。

学生の皆さんには、「ちょっとおじさん臭い練習だな・・・」と感じるかも知れませんが、それはアナタに苦手意識がある証拠。

しっかり練習しておきましょう。

 

ロブは上げれば上げるだけ、上手くなります。

試合では「パッシングショットで抜きたい!」と思う方も多いと思いますが、騙されたと思ってロブも打ってみて下さい。

対戦相手に「上」を意識させるだけで、よりアナタのパッシングショットも活きるはずです。

ウォーミングアップが、実は良い練習にもなり得る。

ぜひ、普段から意識してみて下さい。

ピックアップ記事

  1. 全日本テニス5回優勝!佐藤博康プロにボレーのコツを聞いてみた①
  2. プッシュアップバーを使って、テニスに必要なトレーニングを効率化しよう
  3. テニスシューズの中で、自分の足が滑る・・・ような人は、5本指ソックスに変えてみよ…
  4. これからの冬のテニスに最適な、ネックウォーマー4選
  5. テニスの試合に勝てるようになる為に、読むべき名著10選

関連記事

  1. スマッシュ

    「逆クロス方向への構え」を基本に考えると、スマッシュはもっと楽に打てる!

    スマッシュに苦手意識を持っている方は、シンプルに得意のコースを一つ作る…

  2. スマッシュ

    試合でのセンターロブは、「迷わず相手コートのセンター方向」にスマッシュを打ち抜いていこう!

    試合の中で、ダブルスでもシングルスでも「センターロブ」を打たれるケース…

  3. テニス ガット

    スマッシュ

    サーブやスマッシュで効果的な、「反対の腕」の使い方について

    サーブやスマッシュ、上のボールをしっかり振り切って打つ時。この…

  4. テニス ダブルス

    スマッシュ

    試合の中で一度や二度の失敗で、スマッシュを諦めてはいけない

    「スマッシュ、好き!」と言える人。ほとんどいない・・・ですよね…

  5. テニス ボレー
  6. テニス ボレー

特集記事

  1. テニス ボレー

    その他

    大会のエントリー費が高いか安いかは、アナタ次第
  2. テニス ストローク

    ストローク

    ストロークに力強い伸びが欲しい人は、アレを止めてみよう
  3. テニス 粘り

    ボレー

    クロスボレーを磨けば、試合でのボレーのネットミスは減るはず
  4. テニス 調子

    テニス知識

    相手が不利なジャッジほど、目を見てしっかり伝えよう
  5. テニス ストローク

    ストローク

    あまり打ちたくないけど必要なときはある!「ランニングパッシングショット」を打って…
PAGE TOP